鍵のかかった部屋 最終回 (戸田恵梨香さん)

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戸田恵梨香さんは、フジテレビ系列の月曜夜9時枠にて放送されていた連続ドラマ『鍵のかかった部屋』に青砥純子 役で出演しました。
一昨日は最終回(第11話)が放送されました。
●あらすじと感想
部外者が立ち入ることのできないオフィスビル最上階で介護サービス会社社長が撲殺された事件。疑いをかけられて警察に連れて行かれた榎本径(大野智さん)は、専務の久永篤二(中丸新将さん)が犯行を認めたことから解放されました。拘置所で久永と接見した青砥純子(戸田恵梨香さん)は、錯乱している久永の様子から、犯人ではないと悟ります。
今回も純子や芹沢豪(佐藤浩市さん)のトンチンカンな推理や一見凄い思いつきは空振りに終わりました。そして榎本が、純子たちの情報や自身の知識・洞察力・推理力等を駆使して謎を解きます。でも今回は、純子たちの前でトリックの中身を披露することはありませんでした。「明日お話します」と言っていた榎本ですが、翌日、彼が一人で向かった先は、犯人である窓拭きスタッフの佐藤学、本名・椎名章(玉木宏さん)のもとでした。榎本は、椎名が盗んだダイヤの隠し場所、社長の殺害方法、凶器の隠し場所を言い当てて、椎名に犯行を認めさせました。社長室にあった介護ロボットの使用方法、今回のサブタイトル「硝子のハンマー」が意味するその撲殺方法が見事だと思いました。
榎本のことを調べたという椎名は、社長の殺害動機を明かし、「君にならわかるだろう。俺の気持ちが」と言いました。復讐を果たし、ダイヤを手に入れて精神的に解放されたはずの椎名。しかし、榎本はそんな椎名に向かって「前後左右それから上下まで、ガラスに囲まれているように見えます」と言い、「僕はガラスの箱に閉じ込められるのは御免です。たとえ向こう側に行けないとしても自由でいたいんです」と話しました。
その後、椎名は警察に自首しました。でも、椎名の部屋から押収された6億円相当のダイヤのうち、1億円分は偽物だったことが判明しました。時を同じくして所在不明となった榎本。後日、純子の携帯に榎本から連絡が入りましたが、榎本は今空港にいて臨時収入が入ったので旅行に行くとだけ伝えて、どこに行くのか、いつ帰ってくるのかとの質問には「さあ」と答えました。芹沢がダイヤのことを疑うような口ぶりで尋ねても、社長が業者にだまされたのではないかとさらっと否定するだけでした。フライトの時間だからと言って電話を切ってしまう榎本が、パスポートと搭乗券を手にして、うっすら笑みを浮かべたところで物語は終わりました。

前回の「硝子のハンマー 前編」において、5年前に榎本が社長の自宅のセキュリティシステムの設置を請け負ったことがあり、その後社長宅に窃盗犯が侵入、疑われた榎本は警察に事情聴取をされたり、同僚から白い目で見られたりと憂き目にあったという過去が明かされました。そして迎えた最終回ですが、榎本の素性はほとんど謎に包まれたままで終わりました。元泥棒や暴力団のような知人がいたり、刑事の鴻野光男(宇梶剛士さん)によると、過去に美術館や宝石商で起こった複数の窃盗事件で、事件当日の終業間際、いずれの場所でも榎本の姿が監視カメラに映っていたという情報もあり、怪しさは増すばかりです。
なにはともあれ、原作には登場しないドラマオリジナルキャラクターの芹沢もいい味を出していて、榎本・純子・芹沢の3人の掛け合いも面白かったので、また3人の活躍が見たいものです。