地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子 (本田翼さん)

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本田翼さんは、日本テレビ系列の毎週水曜夜10時枠にて放送されている連続ドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』に森尾登代子 役で出演しています。
昨日は第5話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
河野悦子(石原さとみさん)は、イタリア在住の伝説のスタイリスト・フロイライン登紀子(川原亜矢子さん)がイタリアで出版したエッセイの日本語翻訳版の校閲を任される。登紀子がかつて『Lassy』で書いていたファッションエッセイの大ファンだった悦子は、大喜びして大張り切り。ただし、今回の校閲は事実確認は不要で、あくまでも翻訳後の文字校正のみ行うよう指示される。
『Lassy』編集部では、いよいよ来月号で男性専属モデルを決める読者投票を行うことが決まっていた。そこで投票ページに掲載するモデル候補のスタイリングを、ちょうどイタリアから一時帰国する予定の登紀子にお願いしたところ、快諾を得ることができた。それから登紀子から折原幸人(菅田将暉さん)の撮影コンセプトを指示された森尾登代子(本田翼さん)は、イメージに合った撮影用小道具を揃えるために街を探し回る。
翌日、登紀子が『Lassy』編集部を訪れる。登紀子は、森尾が用意した撮影用小道具を見るや否や、個性がないと一蹴。さらに森尾が気を利かせて用意した小道具に対しては無駄だと言い放ち、使えないレベルのものをいくら揃えても時間と労力の無駄だと説教する。森尾が苦労して揃えたのを知っていた悦子は、登紀子の態度に黙っていられなくなり、「そんな方でしたっけ。この世に無駄なことなんてない、そう考えている方かと思っていました」と苦言を呈する。すると登紀子から立場をわきまえるよう強く注意されるのだった…。
楽しい仕事なんてこの世に存在しないと言う森尾に対して、悦子が言った「森尾が楽しめてないのは、楽しもうとしてないからでしょ。仕事に限らず、人生だって何だって、つまんないと思った時点でつまんなくなっちゃうよ。楽しめるかどうかって、その人の気持ち次第なんじゃないの?」というセリフが印象的でした。
そして悦子は森尾に「やるだけ無駄なんてこと人生にいっこもないと思うんだ。たとえ誰にも褒めてもらえなくても、認めてもらえなくても、できる限りのことは全力で全部したって思いたい!」というメッセージを送りました。
そんな悦子は、事実確認は必要ないと言われていたにもかかわらず、あらゆる手段を駆使して登紀子のエッセイの内容の事実確認を試みます。結果的に無駄になったとしても、気になったことは確認しないと気が済まないのが悦子のやり方なのです。
それを知った森尾は、触発されて動き出しました。悦子からもらったヒントをもとに、登紀子からは指示されていない小道具の準備を始めたのです。
校閲の仕事、悦子の熱意を目の当たりにした登紀子は、悦子が調べた事実確認を反映することに決めました。そうしないと関わった人の親切や努力が無駄になってしまうからとのことです。
一方、森尾が苦労して作って準備した小道具も登紀子に採用されました。森尾は、編集長・亀井さやか(芳本美代子さん)に褒められて、生き生きとした表情をしていました。悦子が言っていた仕事に対する姿勢の意味も少しは理解できたのでしょう。
そんな中、幸人と森尾が同居していることが、悦子にバレてしまいました。幸人が悦子のことを本気で好きになり、お金の都合で森尾の家に間借りしていることを打ち明けようと思っていた矢先でした。今後の展開も楽しみです。