いつか陽のあたる場所で 最終回 (上戸彩さん)

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上戸彩さんは、NHK総合テレビの「ドラマ10」枠にて放送されていた連続ドラマ『いつか陽のあたる場所で』に小森谷芭子 役で出演しました。
先日は最終回(第10回)が放送されました。
●あらすじと感想
ホストクラブで働く男を好きになってお金を貢ぐために犯罪を犯してしまい、7年間刑務所に服役した小森谷芭子(上戸彩さん)。度重なる夫のDVに耐えかねて、幼い息子を守るためにその夫を絞殺してしまい、5年間刑務所に服役した江口綾香(飯島直子さん)。そんな前科持ちという、人には言えぬ過去を持つ2人の女性が、東京の下町・谷中でひっそりと暮らし始め、人生をやり直したいと2人で精一杯生きていく物語。
谷中の大切な人たちに過去の罪を知られることとなり、さらには綾香の父親が亡くなるという悲しい出来事も重なりました。しかし、周囲の人々の優しい言葉に後押しされて、芭子はもう一度前を向いて歩くことを心に決めました。一方、綾香はパン屋をクビになり、癒えることの無い悲しみをたった一人で抱えていました。
綾香は密かに谷中を去り、芭子はショックを受けます。そんな中、芭子の母・妙子(浅野温子さん)が密かに芭子の作ったペット服を買ってくれていたこと、しかも“ハナミズキ”という名前でメールをくれていたお客さんこそ妙子であったことが判明。芭子は妙子に感謝と謝罪のメールを送り、妙子も芭子のもとに会いに行き、謝罪をしました。2人は和解したのです。その際、綾香が妙子のもとを訪れて母を愛する芭子の気持ちを伝えてくれていたことも判明しました。
数年後、顔見知りの谷中3丁目交番勤務の警察官・高木聖大(福徳秀介さん)が神戸のパン屋紹介の記事に綾香が写っているのを見つけ、芭子に知らせてくれました。すぐさま神戸に駆けつけた芭子は綾香を見つけ、近況報告。それから2人で店を開く夢を実現させるために谷中に戻ってきてほしいと伝えました。しかし、綾香は「一人でもちゃんと生きていくから大丈夫」と言い、芭子に感謝の言葉を述べて去ります。去り際に芭子は「谷中のあの家で綾さんが帰ってくるのをずっとずっと待ってるからね」と言いました。
それから一年後、芭子は家の前に「ひだまり」という名前の店の看板を出しています。そこへ綾香が姿を現しました。綾香が谷中に帰ってきたのです。2人は以前のように笑顔見せ合い、芭子は綾香に「おかえり」と声をかけるのでした…。

もがきながらも前を向いて一歩一歩進もうとする芭子と綾香。そんな2人の友情と、彼女たちを見守る谷中の人々の姿が、温かくて心にしみました。人は誰しも、失敗や後悔をして光の射さない闇の世界に飲み込まれることもあるでしょう。でも、ひたむきに生きていけば、希望の光が射す“陽のあたる場所”を見つけることができるはずです。そんなことを感じさせてくれる味わい深いドラマでした。