医龍4 Team Medical Dragon (高橋克典さん)

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高橋克典さんは、毎週木曜夜10時フジテレビ系列にて放送されている連続ドラマ『医龍4 Team Medical Dragon』に岡村征 役で出演しています。
昨日は第9話が放送されました。
●あらすじと感想
加藤晶(稲森いずみさん)、伊集院登(小池徹平さん)、荒瀬門次(阿部サダヲさん)は、野口賢雄(岸部一徳さん)の指示で5歳の男児のオペをすることになりました。難しいオペではありませんが、男児がL&P病院の親会社の副社長の息子であるため、慎重の上にも慎重を期してのことです。
一方、岡村征(高橋克典さん)は、桜井修三(平幹二朗さん)のオペを一刻も早くやりたい朝田龍太郎(坂口憲二さん)に交換条件を突きつけます。桜井のオペには朝田と同時進行でオペを行える優秀な脳外科医が必要です。岡村はそれを踏まえた上で、朝田がL&P病院に移ってくれれば、自身の古い知り合いでオペが可能なアメリカの医師のマイク・ボールドウィン(Don J)に引き受けさせると提示したのです。岡村は朝田獲得のために、法外な金額でマイクを呼ぶ手はずを整えていました。それを後から知った野口は不快感を示します。
そんな中、L&P病院に急患で妊婦が運ばれてきました。妊婦の心臓病は医療訴訟リスクが高いことからL&P病院の経営方針に従って受け入れを断ろうとする木原毅彦(池田鉄洋さん)でしたが、それを制して岡村は強引に受け入れを指示しました。
野口が見守る中、加藤、伊集院、荒瀬たちによるVIPの男児のオペが始まりました。しかし、よりによってそんな時に妊婦の容体が急変してしまいます。岡村から妊婦の担当を任されていた伊集院はオペ中で手が離せない状態で、木原が母体だけでも助けようと岡村にオペを申し出ます。しかし、岡村は母子共に助けることにこだわり、桜井総合病院に駆けつけて朝田に助けを求めました。それを引き受けた朝田ですが、さすがの朝田でも一人では難しいオペです。そこへ伊集院と荒瀬が加勢してくれました。VIPのオペは鬼頭笙子(夏木マリさん)たちが引き継いでくれたのです。さらに桜井総合病院の看護師・猪原薫(キムラ緑子さん)も加わって、朝田執刀による母子共に助けるためのデービッド手術が行われ、無事成功しました。
岡村が今回、妊婦の手術にこだわったのは、周産期心筋症が原因で婚約者を亡くした過去があったからでした。アメリカで暮らしていた岡村には、妊娠中のアメリカ人の婚約者がいました。ある日、婚約者が病院に運ばれて、その病院には周産期心筋症の治療をできるドクターがいて、ベッドも手術室も空いていましたが、彼女が加入していた保険ではその病院で治療を受けることができないという理由で受け入れてもらえませんでした。結局、彼女は自宅で息を引き取り、いわばアメリカの医療制度のせいで、岡村は婚約者と子どもという大事なものを2つ同時に失ったのです。どんなに優秀な医者がいても救えない患者がいることを痛感した岡村は、医療を専門とする経営コンサルタントの道に進みました。日本の医療制度でもこぼれ落ちる患者がいると考えた岡村は、アメリカ式でも日本式でもない新しい医療の仕組みを作ることを目指しているのです。
「医者が患者を助けるのに貸しも借りもない」と朝田に言われた岡村でしたが、桜井のオペが終わって医師として復帰できるまで、朝田の獲得は待つことにしました。それを知った野口は納得がいきません。おなじみ(?)の「エントラッセン」という言葉をつぶやいていたので、野口は岡村と決別することにしたのでしょう。何やら不穏な動きを始めます。桜井総合病院へ一人で出向き、朝田たちに向かって「桜井は助けれらないよ」と言い放ちました。今後の展開も気になります。