医龍4 Team Medical Dragon 最終回 (岸部一徳さん)

ittoku06
岸部一徳さんは、毎週木曜夜10時フジテレビ系列にて放送されていた連続ドラマ『医龍4 Team Medical Dragon』に野口賢雄 役で出演しました。
先週は最終回(第11話)が放送されました。
●あらすじと感想
桜井修三(平幹二朗さん)が倒れ、心臓と脳の同時オペをすぐにおこなわなければ極めて危険であることが判明しました。心臓は朝田龍太郎(坂口憲二さん)ができますが、脳をオペできる人がいません。そこで藤吉圭介(佐々木蔵之介さん)が、執刀の出来る脳外科医が日本に1人だけいることを突き止めて手配してくれました。それは岡村征(高橋克典さん)でした。医者を廃業していたために、以前の調査では見つからなかったのです。
かくして岡村と朝田、加藤晶(稲森いずみさん)、伊集院登(小池徹平さん)、荒瀬門次(阿部サダヲさん)たちチームドラゴンによる同時オペがおこなわれました。岡村は約10年間メスを握っていませんでしたが、ブランクを感じさせない見事な手技を見せます。心臓・脳共に想定外のことが起きますが、朝田と岡村の迅速かつ適切な判断により危機を乗り越え、手術は成功しました。
印象的だったのは、研修医の早川昭吾(柄本佑さん)がステントグラフトを手術室へ届けた場面です。モニターで手術を見守っていた早川は、朝田の変更した処置をいち早く理解して、それに必要な医療機器を持ってきたのです。早川の医師としての著しい成長が感じられて嬉しかったです。
その後、岡村は、今の医療制度からこぼれ落ちる命を救うためにビジネスの世界へ再び戻っていきました。伊集院は自ら志願して鬼頭笙子(夏木マリさん)と共にインドへ渡ることにしました。世界に出てもっと腕を磨いて、チームドラゴンで学んだことを現地の医者たちに伝えるためです。朝田たちをまとめて世界に出るのが希望だった鬼頭でしたが、チームドラゴン以上の新しいチームを自らの手でつくりあげることにしました。朝田たちの手術を見て触発されたのです。荒瀬は、L&P病院の院長として麻酔科医が中心となった病院をつくることにしました。加藤は、小児用人工心臓の実用化を藤吉の心筋シートと両輪で進めることにしました。移植を受けられない子どもたちの命を救うためです。朝田は、地域で目の前の命と向き合うために桜井総合病院に戻ることにしました。 チームドラゴンは、それぞれの場所で自分が求める医療を実現させることにしたのです。朝田、加藤、伊集院、荒瀬が、手を重ね合わせて再会を約束する場面が感動的でした。
一方、野口賢雄(岸部一徳さん)は自分なりの理想の病院づくりを続けるようです。世界医療同盟の確立とその初代プレジデントになることを目指し、日本の医療を世界の頂点に導くことが野口の理想です。そんな野口は、再来年中国に上海フーピンホスピタルをつくる予定があり、その病院を任せるスーパースターが必要として、性懲りもなく朝田に声をかけます。野口から握手を求められる朝田ですが、当然のごとくそれを拒否して歩き出しました。“地域医療”を目指す朝田と、“世界レベルの医療”にこだわる野口。同じ海に向かっているかどうかはわかりませんが、いつか2人は再びあいまみえることになるのでしょう。
正式に桜井総合病院の院長に就任した朝田のもとには、ドイツから帰国した里原ミキ(水川あさみさん)が来ました。ミキは桜井総合病院の看護師として朝田と共に働くのでした…。

チームドラゴンの、最後の最後まで患者にとってベストな選択を絶対に諦めないという精神が健在でよかったです。いつもは結構酷い目にあって終わることが多い野口でしたが、今回は無事でした。ちょっと物足りない気もしましたが、振り返ってみると今回の野口はそれほど悪さをしていないような感じもするので、それでバランスが取れているのかもしれません。
もし再びシリーズの続編が実現したら、ミキの異母兄で朝田の良きライバルだった霧島軍司(北村一輝さん)も登場してほしいものです。