医龍 Team Medical Dragon3 (佐々木蔵之介さん)

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佐々木蔵之介さんは、毎週木曜夜10時フジテレビ系列にて放送されている連続ドラマ『医龍 Team Medical Dragon3』に藤吉圭介 役で出演しています。
昨日は第6話が放送されました。
●あらすじと感想
今回は、チームの縁の下の力持ち、藤吉圭介(佐々木蔵之介さん)が、執刀に怖気づく伊集院登(小池徹平さん)を奮起させたり、心臓外科医を恨む黒木慶次郎(遠藤憲一さん)の過去を明かしてくれたりしました。
朝田龍太郎(坂口憲二さん)は、患者を助けようとして病院の屋上から中庭に転落しました。加藤晶(稲森いずみさん)は別のオペ中で離れられず、執刀できるのは伊集院だけです。動揺する伊集院に、藤吉は、朝田が伊集院の持針器を磨いていたことを明かし、朝田は今でも伊集院をチームの一員だと思っていると話して勇気付けました。
オペを着実にこなす伊集院でしたが、話を聞きつけた鬼頭笙子(夏木マリさん)が見学室に駆けつけ、加藤を待つべきだと伊集院に執刀の中止を命じます。それを聞き入れず、執刀を続ける伊集院でしたが、予想以上に難解な症状で手術は困難を極めて時間がかかってしまい、朝田の心臓への負担が心配される状況に陥りました。そこへ別のオペを終わらせた加藤と荒瀬門次(阿部サダヲさん)と北川響(初音映莉子さん)が現れました。鬼頭は執刀医の交代を命じますが、加藤はこのチームの責任者は自分であるとして、学長命令を突っぱねます。引き続き伊集院が執刀を務め、加藤たちが全面的にバックアップし、チーム一丸となったことにより、オペは格段に速くなり無事終了しました。加藤はあなたじゃなければ朝田は救えなかったと、チームの一員として伊集院に礼を言いました。
藤吉は、荒瀬に黒木の過去を明かしました。15年前、港北大学の外科医だった黒木は、大動脈弁狭窄症の患者のオペに前立ちとして参加しました。執刀した教授は、功名心から術式を弁置換からロス手術に変更すると言い出しました。黒木は自分達のレベルでは無理だと何度も忠告しましたが教授は聞き入れず、その結果、失敗して患者は亡くなってしまいました。ところが教授は責任逃れのため、失敗を黒木のせいにしました。教授に逆らうのを恐れ、チーム全員が教授に口裏を合わせ、黒木1人が責任を負わされて医局を追放されました。しかも、亡くなった患者は黒木の婚約者でした。黒木を信頼してオペに来た最愛の人を結果的に黒木は自らの手で死なせてしまったのです。信じてたチームに裏切られた挙句、最愛の人を亡くした黒木は、その十字架を背負ってカテーテルに転向しました。黒木のカテーテルは外科医への復讐だったのです。
チームでの執刀というポジションにつき、初めて朝田と同じ景色を見た伊集院は、患者を救いたいという心からの思い、そしてその自分を支えてくれる仲間達がいることを理解しました。伊集院は黒木にそのことを伝えてチームに戻る意志を示し、カテーテルを教えてくれたことに対してお礼を述べつつも、自分は黒木とは違うと告げました。
手術は成功したものの、丸3日朝田の意識が戻りません。鬼頭は予定していた胸部心臓外科のオペをすべて中止するよう加藤に命じましたが、伊集院、荒瀬、藤吉、北川たちが集結し、オペはやると宣言。朝田の回復も確信していることを伝えました。そんな矢先、朝田はついに目を覚ましましたが、記憶があいまいな様子です。
3週間後には難しいオペが控えているチームドラゴン。「一人が欠けても機能する。それが真のチームだ」という朝田の言葉を再び証明することができるのでしょうか。今後の展開も気になります。