フリーター、家を買う。 スペシャル (二宮和也さん)

nino08
昨日、フジテレビ系列にて昨年放送された連続ドラマ『フリーター、家を買う。』のその後が描かれたスペシャルドラマが放送されました。
嵐の二宮和也さんは、武誠治 役で出演しました。
●導入部のあらすじと感想
大悦土木の正社員となって1年が経った武誠治(二宮和也さん)は、両親と共に新しい家での生活を穏やかに過ごしていた。
そんなある日、母・寿美子(浅野温子さん)の不在時に、武家に寿美子の兄・浅岡久志(国広富之さん)が訪ねてくる。応対した父・誠一(竹中直人さん)の様子から、誠治と姉・亜矢子(井川遥さん)は、自分たちの両親が家族の反対を押し切って結婚したことを察する。
そんな折、和歌山で研修中の千葉真奈美(香里奈さん)が1週間だけ東京に滞在することになり、誠治と真奈美は久しぶりの再会を果たす。誠治との再会を喜ぶ真奈美だったが、母・小百合(風吹ジュンさん)からの電話で顔色が曇る。小百合が1カ月前に離婚したというのだ。真奈美は父を早くに亡くし、その後、小百合は再婚。そんな母が離婚したと聞いて、複雑な感情を抱いているようである。
真奈美は1人で会いたくないという理由から誠治を実家に連れて行く。小百合が2人の関係を根掘り葉掘り聞く中、誠治は、真奈美の「誰とも結婚する気はない」という気持ちを知ってショックを受けるのだった…。

冒頭で誠治が両親を温泉旅行に連れて行ったシーンで、父・誠一の態度が相変わらずで、少し頭にきました。でも、真奈美が武家にやって来て態度が豹変してしまうところや、真奈美に寿美子との馴れ初めを聞かれて動揺してうろたえる姿などを見て、不器用な誠一に愛着さえ感じました。誠一のプライドが高く見栄っ張りで頑固という性格が、寿美子の父・浅岡和義(石橋蓮司さん)と共通していたというエピソードもよかったです。寿美子も母・頼子(赤座美代子さん)がそうだったように、不器用な夫なりの愛情を感じているのでしょう。
そんな父・誠一のことを次第に理解して、「母さんに世界で一番ふさわしい男は、親父だと思うんです」と、誠一のことを快く思っていない久志に対して言い切る誠治の成長ぶりも感動的でした。
そういえば、妙に印象に残ったのは、ハローワークの職員で婚活中の北山雅彦(児嶋一哉さん)です。誠治と北山の交流はきちんと続いていました。北山が誠治のことを気に掛けるのはいいのですが、電話をかけるタイミングが2回とも悪くて面白かったです。
連続ドラマの時と同様に、エピソードを盛り込みすぎのような気もしましたが、それぞれのエピソードがなかなかうまく絡み合っていたのでよかったと思います。“結婚”にまつわる障害と真摯に向き合うことで、夫婦、恋人、家族が、それぞれ愛や絆を深めていく展開になっていて、心温まる物語でした。