HERO2 最終回 (北川景子さん)

kitagawa08
北川景子さんは、フジテレビ系列の毎週月曜夜9時枠にて放送されていた連続ドラマ『HERO(第2シリーズ)』に麻木千佳 役で出演しました。
一昨日は30分拡大で最終回(第11話)が放送されました。
●あらすじと感想
殺人容疑で送致された南雲尊之(加藤虎ノ助さん)が過去にも同じような傷害事件を数件犯していた可能性が浮上しました。しかもそのうちの最初の1件となる15年前の事件では、別の被疑者・大友真一が逮捕、起訴されて刑罰が確定した直後に病気で他界していました。もしそれも南雲の犯罪であれば、検察は冤罪を自ら認めることになってしまいます。でも東京地検城西支部は、とことん真実を追い求めることが検察の仕事であるとして起訴することに決めました。
南雲の第1回公判。南雲は起訴事実を否認し、南雲の弁護人・松平一臣(羽場裕一さん)が正当防衛による事故で無罪を主張。そんな中、検察側の久利生公平(木村拓哉さん)は南雲が関与したと思われる過去の事件を採り上げ、今回の事件に加えて過去の5つの事件すべてにおいて南雲を追起訴する方針であると宣言しました。
前代未聞の裁判としてマスコミも検察も騒然とします。やはり焦点となったのは、有罪が確定した15年前の通り魔事件です。東京地検本庁は城西支部の部長検事・川尻健三郎(松重豊さん)を呼び出して事情説明を迫まって問題を責めます。しかし川尻はひるむことなく自分たちの目的は連続通り魔事件の犯人を罰することだけであると言い返しました。
城西支部の検事と事務官が手分けして事件を調査。起訴材料はほとんど揃いましたが、やはりネックなのは一番最初の事件です。当時の担当検事の国分秀雄(井上順さん)は、捜査段階で南雲の名前も挙がって参考人として事情聴取していたにもかかわらず、犯人ではないと判断しました。その辺の理由を知りたかった城西支部は、今は引退して隠居している国分の自宅を訪れますが、すぐさま追い返されて取り付く島もありません。田村雅史(杉本哲太さん)&遠藤賢司(八嶋智人さん)、馬場礼子(吉田羊さん)&井戸秀二(正名僕蔵さん)、宇野大介(濱田岳さん)&末次隆之(小日向文世さん)がそれぞれ訪問したものの玉砕しました。
過去の事件を含めた南雲の裁判が始まりました。いまだ決め手がないままの久利生たちに対し、松平は驚くべき手段を講じてきました。なんと国分を弁護側の証人として申請したのです。城西支部のみんなは、末次に物申された国分が怒って弁護側に付いたのではないかと推理して末次を責めます。
一方、マスコミから責任を追及される東京地検本庁の次席検事・牛丸豊(角野卓造さん)ですが、きっぱりと「当然です!担当検事は、城西支部の検事・事務官たちは責任を持って起訴を決めたんです。私は彼らの判断を信じます。検察内部に対立があったとしても、犯罪の真実をあぶり出し犯罪者を正しく罰することができれば、そんなことは大した問題じゃない」と言いました。
そして、いよいよ国分が弁護側の証人として出廷しました。松平の質問に応じ、国分は15年前の事件で大友を起訴した理由を述べます。検察側の質問の順番となり、久利生は国分に対して真実と正義を求める真摯な質問をします。それを受け止めた国分は正直に語りだしました。最初に松平の質問に答えた通り、国分は当時、確信を持って大友を起訴しました。しかし、それから1年も経たないうちに同じエリアで同じような事件が起き、そして同じ人物・南雲が被疑者として浮上しました。その時初めて国分は自分の間違いに気づいたのです。大友はすでに病気で亡くなっていました。取り返しがつかないと思った国分はもう検事を続ける資格はないとして退職したのです。国分が法廷に来た理由は、松平に説得されたからではありませんでした。15年前の事件が追起訴された時から迷っていた国分は、末次に「法律家を辞めたから関係ないじゃ済まされない。これは人としてどうなんだという話だ」と言われて、法廷で懺悔しようと決めたようです。国分は自分のせいで被害者が増えてしまったことを認め、今回の事件の被害者遺族に頭を下げました。
その後、新たに見つかった南雲のナイフが証拠として法廷に提出されて裁判は大詰めを迎え、ついに無期懲役の判決が下されました。牛丸次席の首もつながったのです。城西支部には、麻木千佳(北川景子さん)宛で司法試験の参考書が届いていました。どうやら千佳は久利生の影響を受けて、司法試験に挑戦して検事になることを目指すようになったようです。それを知った城西支部のみんなは応援の言葉をかけてくれました。
城西支部の面々がいつもの調子で取り調べをするところで物語の幕は閉じました。検事となった雨宮舞子(松たか子さん)や検事・芝山貢(阿部寛さん)の再登場も期待していたのですが、お預けということでしょうか。また続編が実現することを望みます。