GTO 最終回 (高田翔さん)

takadasho
高田翔さんは、フジテレビ系列の火曜22時枠にて放送されていた連続ドラマ『GTO』に菊池善人 役で出演しました。
一昨日は最終回(第11話)が放送されました。
●あらすじと感想
学苑の改革を推し進める新校長・大門美鈴(西田尚美さん)は、教師だけでなく生徒にもポイント制を導入し、監視カメラだけでなく監視員も多数配置する。さらに2年4組に渋谷翔(野村周平さん)を風紀監視委員として編入させ、生徒たちの動きを監視する。
管理教育で学苑の中がギスギスするものの、放課後、生徒たちは楽しそうに文化祭の準備を進める。鬼塚英吉(AKIRAさん)と冬月あずさ(瀧本美織さん)も文化祭で生徒たちに笑顔を思い出させてやろうと張り切る。
ところが翌日、渋谷の報告を受けた大門校長が、学苑全体の偏差値向上を理由に文化祭の廃止を決定。鬼塚と冬月は大門校長に抗議するが、「別の職場をお探しください」と言われてしまう。2年4組は亡くなったクラスメイトの夢でもあったモザイクアート展を文化祭で実現しようと準備を進めていたが、文化祭中止を受けて渋谷がすでにモザイクアートを破壊していた。菊池善人(高田翔さん)は、渋谷のやり方に疑問を感じ始めるのだった…。

鬼塚は生徒たちの笑顔を取り戻すために、校長に内緒で文化祭を開くことを思いつき、生徒たちとともに実現させました。大門校長は、退学をちらつかせて文化祭を即刻やめさせようとしますが、相沢雅(川口春奈さん)をはじめとする2年4組の生徒たちは引き下がりません。そこで大門校長は教師たちにクビをちらつかせてその場をおさめようとします。しかし、教師たちも従いませんでした。生徒と教師を“クズ”呼ばわりする大門校長を、教頭の内山田ひろし(田山涼成さん)が注意する場面が印象的でした。第1話では内山田教頭が“クズ”を連呼していたのに、人間的に成長したものです。学校や教師のために生徒がいるのではなく、生徒のために教師や学校がある。鬼塚と反面教師・大門校長のおかげでようやく教師たちも目覚めたようです。
でも、自分の信念のためにすべてを犠牲にしてきたと主張する大門は、自分の過ちを認めようとしません。菊地は鬼塚に余計なことをするなと抗議しますが、人のせいにしていること、人生を自分で楽しもうとしていないことを鬼塚に指摘されてハッとしました。そんな中、「母さん(=大門)に逆らう奴は許さない」と渋谷が暴走。ちなみに渋谷は大門が再婚した男性の連れ子でした。渋谷は鬼塚たちの上に看板が落ちるように、繋いであったロープを切ってしまいました。菊地をかばって看板の下敷きになった鬼塚は、「笑顔の人生が最高に楽しいってことを、おめえの母ちゃん(=大門)にも渋谷にも教えてやってほしいんだ。おめえの口からな」と菊地に話して倒れます。
鬼塚の言葉で大門や自分の過ちに気づいた菊地は、インターネットを利用して、大門が導入した管理システムを世間に公表し、生徒のプライバシー侵害に当たることをリークしました。それを知った渋谷はさらに暴走。菊地の足をナイフで切りつけ、ガラの悪い仲間を呼び出して、風紀を乱す奴らの制裁と称して文化祭の会場で暴れだしました。そのことを菊地から聞いた鬼塚は保健室から会場に駆けつけ、金属バットで殴られそうになった相沢をかばって爆弾を抱えた頭を打たれます。追撃の手を緩めようとしない渋谷たちですが、2年4組の生徒たちが鬼塚を囲んで守ろうとします。鬼塚のことを先生ではなくダチ(=友達)であると主張する生徒たちは、「ダチほっとけるかよ!」と、鬼塚が以前言っていたことを口にしました。生徒たちに感動して脅威の反撃を見せる鬼塚に、もはや歯向かう者はいませんでした。悪者が逃げていきホッとしたのもつかの間、鬼塚は意識不明の重体に陥って、病院に運ばれました。
理事長・桜井良子(黒木瞳さん)から渋谷が起こした騒動を聞いた大門は、「あの子は私の子でもなんでもない。あんな出来損ない…」と言って、自分のことばかり心配します。それを廊下で聞いていた渋谷は、手榴弾を持って大門と桜井理事長の前に現れ、「おまえらを道連れに死んでやる」と言って、校長室に立てこもりました。生きてやり直すよう説得する桜井理事長ですが、渋谷は聞く耳を持ちません。渋谷が手榴弾を投げ、もう駄目かという時に、病室で昏睡状態のはずの鬼塚がバイクに乗って窓から飛び込んで来て、手榴弾をキャッチして窓の外に投げつけて事なきを得ました。
それから鬼塚は大門に「親ってのはな、子どもが一番最初に出会う教師なんだよ。子どもはな、親から最初に“愛”ってもんを学ぶんだ。だから他人の痛みがわかる。喜びがわかるようになるんだ。そんでちゃんと心から笑えるようになるんだよ」と言います。「学歴とか偏差値とか、てめえの目で見えるものばかりで判断しねえで、子どもの心を見ろよ。頭で考える前にな、てめえの精一杯の愛でぶつかれよ。こいつに愛を教えられるのは、母親のあんたしかいねえんだぞ!」と鬼塚が訴えると、渋谷は泣き崩れ、駆けつけた菊地は「俺、やり直すよ。自分の道は自分で見つけるから。笑えるように。だから母さんも今度会った時は笑えるようになってくれよ。これ以上窮屈はゴメンだ。こいつ(=渋谷)のこと頼んだよ」と大門に言いました。ようやく子どもの気持ちがわかったのか、大門は泣きながら謝罪しました。
弾間龍二(城田優さん)と冴島俊行(山本裕典さん)が鬼塚を心配して学苑に迎えに来てくれました。2年4組の生徒たちも鬼塚を心配して集まってきます。鬼塚は生徒たちに「いいか、おめえら。ダチと目一杯笑って、泣いて怒ってケンカして、てめえに正直に思いっきり生きていいんだからな!」と言いました。それから「すぐ戻ってくるからな。ばっくれんじゃねえぞ。またな」と言って学苑を後にしました。そんな鬼塚の姿を見送った桜井理事長は、内山田教頭に向かって「鬼塚先生が体を張って教えてくれたこと、私たちも決して無駄にはできませんね。よろしくお願いします。内山田校長!」と言いました。内山田は念願の“校長”になれたようです。
病気療養のため学苑を去った鬼塚ですが、早くも10月2日にスペシャルドラマとして戻ってきます。連続ドラマを経てダチとして絆を深めた鬼塚と2年4組の生徒たちが、どんな困難に立ち向かっていくのか楽しみです。