ドクターX4 (生瀬勝久さん)

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生瀬勝久さんは、テレビ朝日系列の毎週木曜夜9時枠にて放送されている連続ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~(第4シリーズ)』に黄川田高之 役で出演しています。
一昨日は第5話が放送されました。
●あらすじと感想
東帝大学病院の病院長・蛭間重勝(西田敏行さん)は、格下の大学病院による研究論文がアメリカの医学雑誌に取り上げられて世界中から注目されていることを悔しがる。それから外科部長・西園寺猛司(吉田鋼太郎さん)と内科部長・黄川田高之(生瀬勝久さん)を呼び出し、とにかく論文を書きまくるよう命令する。
論文を書くには症例報告が必要なため、医師たちは休む間もなく手術を強いられることになる。趣味・特技が手術の大門未知子(米倉涼子さん)は喜んで手術をバリバリこなすが、他の医師や看護師たちはどんどん疲弊していく。
西園寺と黄川田が互いに対抗心を燃やす中、蛭間は地方出身の黄川田をセンスがないと馬鹿にして東京出身の西園寺の方を高く評価する。悔しさをにじませる黄川田に、部下の赤井富夫(長谷川朝晴さん)が斬新な提案をしてきた。それは、内科の主導で抗がん剤と免疫療法を併用した新しい外科手術に挑戦することだ。地方出身というよしみで、北野亨(滝藤賢一さん)が手術の協力を了承する。
新術式を受けるために静岡の分院から膵臓がんの患者・五島哲夫(土屋佑壱さん)が転院してくる。北野は論文通りの手術をし、蛭間が“世界初症例”としてマスコミに発表する。ところが、赤井の論文はアメリカのジョン・スターキー教授の論文を盗用したものだった。そのことが週刊誌にすっぱ抜かれ、世間を騒がせる問題にまで発展するのだった…。
蛭間は、黄川田と西園寺に土下座をさせ、赤井のクビを切ることで事態を収拾しようとしますが、ある意味それが命取りとなりました。副院長の久保東子(泉ピン子さん)がその機に乗じて、蛭間のワンマンぶりを批判して医師たちを取り込む作戦に出たのです。東子はマスコミの前で論文盗用を認めて赤井と共に謝罪し、このようなことが起きた原因は、過酷な論文強要をした病院長・蛭間にあるとし、元凶は蛭間のパワハラであると発表しました。
形勢は一気に逆転し、黄川田や西園寺も東子に鞍替えします。そして東子は医師たちを引き連れて、蛭間に辞表をすぐに書くよう迫りました。広報部長・南幾子(草刈民代さん)も蛭間に対して病院経営者として不適格であると言い放ちました。蛭間は、一晩だけ時間が欲しいと申し出ました。
ところで北野の手術は完璧のはずでしたが、五島が金属アレルギーだったために縫合不全を起こしていました。未知子は北野に「論文に患者を合わせるな」と忠告し、五島に対して吻合部切除及び壊死欠損部修復の手術を行いました。未知子のおかげで今度こそ五島は救われたのです。
ラストでは、蛭間のかつての腹心・海老名敬(遠藤憲一さん)が登場しました。学会で金沢から上京したので挨拶に伺ったという海老名に、蛭間は「君しかいないんだよ」とすがりつきました。次回は蛭間の逆襲が始まるようです。今後の展開も楽しみです。

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