失恋ショコラティエ 最終回 (石原さとみさん & 水川あさみさん)

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フジテレビ系列の毎週月曜夜9時枠にて放送されていた連続ドラマ『失恋ショコラティエ』は先日、最終回(第11話)を迎えました。
石原さとみさんは紗絵子 役で、水川あさみさんは井上薫子 役で出演しました。
●あらすじと感想
小動爽太(松本潤さん)が、紗絵子(石原さとみさん)の望むチョコバー作りに励んで試行錯誤を重ねていたある日、加藤えれな(水原希子さん)が店を訪れる。久しぶりの再会に動揺する爽太に、えれなは好きだと告白し、「爽太も同じ気持ちなら見に来てほしい」と、自分の出るファッションショーのチケットを手渡す。
一方、井上薫子(水川あさみさん)は、紗絵子のアドバイスで関谷宏彰(加藤シゲアキさん)と親しくなっていた。しかし薫子は、爽太への想いを捨てきれず、関谷との関係は一線を越えずにいた。
爽太は、紗絵子のことを想うだけでショコラのインスピレーションが沸いていた頃とは打って変わって何も思いつかずに苦悩していた。そんな中、紗絵子が爽太の目の前で倒れ、それをきっかけに爽太は紗絵子から衝撃的な事実を告げられる。それは、紗絵子が妊娠していて、その赤ちゃんの父親は爽太ではないということだった…。
紗絵子は妊娠で現実に戻り、爽太との恋愛は逃避に過ぎないと気づきました。そんな紗絵子は、爽太が好きだったのは本当の自分ではなくただの幻想であることも見抜いていました。
紗絵子が夫のもとへ帰り、爽太はすっかり抜け殻になってしまいました。そんな爽太の目を覚まさせたのは、六道誠之助(佐藤隆太さん)と薫子の言葉でした。薫子は爽太についに告白し、爽太にショコラティエでいてほしいから、いっそのこと紗絵子を奪うよう励ましました。
爽太はチョコバーを作り上げて紗絵子と会います。それから紗絵子にその場でチョコバー食べてもらって、その平凡な味を今の自分に例えて状況を説明します。続けて今まで精神的に紗絵子に頼りきっていたことを明かた爽太は、そんな自分とは決別して自分の力だけでショコラを生み出せるショコラティエになると誓い、紗絵子と二度と会わないことと、いつか今まで以上に最高なショコラを必ず作ってみせることを伝えました。感謝と別れの挨拶を紗絵子と交わした爽太は、やっと正式に失恋することができたのです。
それから爽太はえれなと会います。紗絵子との失恋をえれなに伝え、えれなにも謝罪して別れを告げようとする爽太でしたが、それを察したえれなが先に爽太に別れを告げました。そして爽太とえれなはお互いに笑顔で別れました。
その後、ショコラティエを続けていくことにした爽太は、孤独と向き合って振り返らずに前だけを見て歩いていくためにパリに行くことにしました。その間は薫子とオリヴィエ・トレルイエ(溝端淳平さん)たちがチョコレート専門店「ショコラ・ヴィ」を守っていくようです。
不倫推奨のお話にならなくてよかったです。結果的に爽太が一人になるのも教訓めいていて、ある意味納得のいく終わり方でした。傷心がきっかけとなって海外に行く点は第1話と重なりますが、その時とは爽太の心境が違うというのは感慨深かったです。