相棒season9 (水谷豊さん)

mizutaniyutaka03

水谷豊さんは、毎週水曜夜9時テレビ朝日系列にて放送されている連続ドラマ『相棒season9』に杉下右京 役で出演しています。
先日は第16話「監察対象 杉下右京」が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
鑑識課の米沢守(六角精児さん)は監察官の仁木田栞(堀内敬子さん)に呼ばれる。慌てる米沢だが、仁木田によると特別監査の対象は特命係の杉下右京(水谷豊さん)で、右京に対する差出人不明の告発文が監察室に届けられたとのこと。出張中である首席監察官の大河内春樹(神保悟志さん)に代わって仁木田が聴取することになったらしい。仁木田は、ここ数日も捜査権のない特命係が殺人事件について捜査に関与していることを知っていて、そのことについて質問を始める。
それは、ネット証券の寵児で、最近では週刊誌で脱税の噂が浮上していた証券会社社長・金谷陽充(俊藤光利さん)の遺体が発見された事件だ。残されたカップなどから青酸化合物による中毒死とみられ、遺書らしきものも残されていたことから自殺の可能性が高かった。しかし、現場に赴いた右京は様々な点から疑惑を抱き、他殺の可能性を見出す。米沢はそのことを主張して右京を庇うが、仁木田は職務執行法違反の可能性があるという姿勢を崩さない。
仁木田は捜査一課の伊丹憲一(川原和久さん)、組織犯罪対策5課長の角田六郎(山西惇さん)、そして特命係の神戸尊(及川光博さん)と聴取を進め、右京の事件捜査のプロセスは違法性が高いことを追求していくのだった…。
殺人事件の謎自体は単純でしたが、なぜ今になって右京さんに対する監察官聴取が行われたのかという謎が興味深かったです。そして、監察を実施する側が逆転するという展開がなんとも『相棒』らしくて面白かったです。仁木田は副総監一派が右京さんや特命係を本気で潰そうとしているというブラフをかけたつもりでしたが、右京さんに対する監察官聴取自体こそが、仁木田監察官のために仕組まれたブラフだったのです。劇場版の「警視庁人質籠城事件」について触れられ、右京さんが小野田官房長(岸部一徳さん)という後ろ盾を失ったことにも言及していました。これは劇場版IIを観ていない人にとってはいわばネタばれでしたが、どうやら次々回の最終回に小野田官房長が登場するらしいので、予備知識として言及したのかもしれません。
なすべきことは人一人の命を奪う結果になったことを一警察官として心から恥じ入ることだと叱責する右京さんも印象的でしたし、証拠能力がなくても捜査を進める上で確実な手がかりになるといった右京さんの考え方を尊が踏襲していたところも印象的でした。

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