49 最終回 (山本舞香さん & 西野七瀬さん)

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日本テレビ系列にて毎週土曜24時50分から放送されていた連続ドラマ『49』(フォーティーナイン)は先日、最終回(第11話)を迎えました。
山本舞香さんは高見幸 役で、乃木坂46の西野七瀬さんは水無月マナ 役で出演しました。
●あらすじと感想
加賀美暖(佐藤勝利さん)の身体に父親・幹の魂が宿っているという真実を、友人や家族たちは驚きながらも次第に受け入れていた。
そんな中、暖が事故の状況を思い出す。本当は死んでいたのは暖の方で、それを生命力の強い幹が自分の身体を捨てて、暖の魂を身体に戻したようだ。49日間が過ぎた時に消えるのは、自分の魂の方の可能性もあると気づく暖。水無月マナ(西野七瀬さん)は心配して暖に注意を促すが、暖は自分のことは放っておいてほしいと突き放してしまう。
暖の姉・裕子(野村麻純さん)は、大金を手にして浮かれる夫・哲也(喜矢武豊さん)と別れる決意をしていた。そこで幹は哲也に父親としての自覚を促す。哲也は、裕子との間に生まれたばかりの娘を見て目を覚まし、ある決心をする。それはネットアイドルとしてデビューさせた“チキンバスケッツ”を解散し、芸能の仕事から足を洗うことだ。
一方、自分でも暖と自分のどちらの魂が消えるのか分からない幹は、秘密を知る高見幸(山本舞香さん)や井上智(神宮寺勇太さん)、矢代健太(安井謙太郎さん)に不安を吐露する。息子の代わりに自分が生き残ってしまったら耐えられないと言う幹は、いっそのこと息子と一緒に死んでしまおうとする。しかも、以前自殺を考えていた幸も道連れにして屋上から飛び降りようとするのだった…。

幹が幸を道連れにして自殺をしようとしたのは、幸、智、健太にも協力してもらって演じた芝居でした。すべてにおいて消極的な暖が父・幹を乗り越えて一皮むけるための作戦だったのです。作戦は成功しました。
哲也は妻・裕子と一緒に『ペットショップ CAN』を開くことにしました。裕子も育児が一段落したらトリマーの資格を取る予定とのことです。
マナに好意を寄せて暖をライバル視していたテニスの王子様こと沢村省吾(寺西拓人さん)は、貧乏な6人兄弟の長男でした。マナの好きなタイプの男性を知る幹は、気を利かしてわざとマナに省吾の身の上を報告しました。マナはかわいそうな男性にときめくのです。そんなマナは省吾に自分が幸せにすると告げて「婚約しましょう」と告白。省吾も「はい」と即答しました。
幹は妻・愛子(紺野まひるさん)に花瓶とバラの花をプレゼントしました。それは愛子の芸大時代の後輩で陶芸教室の先生である一郎(竹財輝之助さん)との仲を取り持つ意味があったようです。
幸の自殺願望は芝居ではありませんでした。他人の痛みに敏感な暖は以前からそのことを見抜いていました。以前、暖が屋上から飛び降りたのも、目の前で大ケガして見せれば、幸が我に返るかもしれないと思ってしたことだったのです。心優しい暖は、元気になった幸を見て安心しました。
49日間が過ぎて幹の魂は消えてしまいましたが、幹の血を受け継ぐ分身とも言える・暖。幹の遺したアドバイス通りに気合を入れた暖は、幹のような素晴らしいバスケットプレイをすることができました。
ラストは校内で“チキンバスケッツ”の正体を明かしつつ歌と踊りを披露して大団円を迎えました。チキンバスケッツの中にはちゃっかり省吾の姿もありました。実はダニーこと暖のことが大ファンである理事長(石丸謙二郎さん)も大はしゃぎで面白かったです。
いろいろ突っ込みどころもありましたが、それに触れるのも野暮でしょう。意外ときちんと伏線が張られていて見事だと思いました。なにはともあれ「青春サイコー!」なドラマで楽しかったです。