ホタルノヒカリ2 最終回

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日本テレビ系列にて毎週水曜夜10時に放送されていた連続ドラマ『ホタルノヒカリ2』は、一昨日、最終回(第11話)を迎えました。
●あらすじと感想
高野誠一部長(藤木直人さん)は、長いこと考えた末に、会社を辞めて転職することを決めていました。台湾での新居や雨宮蛍(綾瀬はるかさん)の仕事先まで考えてくれていた高野部長。一方、蛍は、山田姐さんこと山田早智子(板谷由夏さん)や浅田小夏(木村多江さん)にも心配されて、ニューヨークに旅立つ瀬乃和馬(向井理さん)にも部長から離れちゃだめだと言われる始末。こんな自分のままではダメだと思った蛍は、高野部長と台湾には行かず、ひとりで待つと言いました。1人でも強くなり、これからも家の外では仕事を頑張って、家の中ではグータラする“干物女”でい続けることを高野部長に宣言。自分が香港に行っている時に高野部長が3年間待っていてくれたように、今度は自分が待ち、強くなって自分もいつか高野部長の縁側になりたいと蛍は言いました。今回はたかだか3カ月です。高野部長は、それを認め、再び遠距離恋愛になることが決まりました。
小夏の店で、山田姐さんと二ツ木昭司(安田顕さん)の結婚披露宴が行われました。高野部長の第一企画部は山田姐さんが引き継ぐことになったので、結婚してもバリバリ働いていくようです。
高野部長が台湾に出発する日。高野部長は107万円の指輪を蛍の薬指にはめてキスをしました。そして、高野部長がいなくても、家の外では仕事を頑張って、家の中ではグータラしつつも掃除はそこそこやっている様子の蛍。
月日は流れ、翌年の初夏。部長は家に戻っていました。家の中でウエディングドレスを着てはしゃぐ蛍。どうやら着々と結婚の準備は進んでいるようです。蛍は披露宴の両親への手紙を早く書くように高野部長に言われます。そして、お日柄がいいから明日入籍しようという話まで出ていて、後は蛍が婚姻届に書き入れるだけの状態です。孫がいて自分たちがおじいちゃんおばあちゃんになっているという蛍が見た夢の話から、結婚とは何か、その頃にようやく分かるんだろうなと高野部長がしみじみと話します。しかし、失礼なことにその夢の結末は、2人が縁側でゴロゴロして、高野部長が病院に搬送され、死んでしまったんじゃないかというものでした。怒る高野部長に追い討ちをかけるかのように、今度は蛍の部屋に置いたままの婚姻届の上に猫が糞をしてしまうという不測の事態が発生。蛍が責任を持って、翌朝、用紙をまたもらってきて、二ツ木夫妻に謝ってもう1度証人欄に書いてもらうことにして事態は収拾されました。蛍の部屋には猫の糞があるということで、2人は一緒に高野部長の部屋で寝ることになりました。野獣到来?の高野部長と高野部長を誠一さんと呼ぶ蛍は手を繋いで部屋に行きます。しかし、蛍は今日のパンツがカワイイのではないことを思い出して、動揺するのでした…。
前作よりもさらに蛍のキャラの面白さが際立っていました。蛍の人間的成長があまり見られず、一生干物女宣言もどうかと思いましたが、蛍のおかげで高野部長が自分らしくいられることを考えると、それでいいのかもしれません。なにより2人は幸せそうでした。