相棒season8 (神保悟志さん)

jinbosatoshi

神保悟志さんは、毎週水曜夜9時テレビ朝日系列にて放送されている連続ドラマ『相棒 Season8』に大河内春樹 役で出演しています。
一昨日は第12話「SPY」が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
銀座のホステス・青山まどか(小嶺麗奈さん)の他殺体が発見される。なんと、まどかの携帯電話の発信履歴の最後は“神戸尊”で、それは殺される直前だった。捜査一課・伊丹憲一(川原和久さん)らがクラブで聞き込みをして、尊(及川光博さん)が半年くらい前までは何度か来たことがあったこと、その店には警視庁・警察庁の幹部クラスが数多く出入りしていることなどの情報を入手。実際、伊丹たちが尊に任意の聴取を行なったところ、尊はかつて上司に連れて行かれたことがあるが、特命係になってからは1度も行ってないこと、自分にかかってきた電話は営業のためだろうから、無視して出なかったことを告げる。しかし、ホステスたちの証言には、まどかは結婚するから店を辞めると言っていたものの相手の男性に関しては話せないでいるようだったこと、落ちていく彼をもう見ていられないと言っていたことなどもあり、まどかが付き合っていた男性は尊なのではないかという疑惑が浮上する。
そんな中、杉下右京(水谷豊さん)は、まどかの所持品の中にあった今時珍しいテレフォンカード、腕にはめずにバックの中に入れていた腕時計のことが気になる。さらに、まどかが利用していたフィットネスクラブのロッカーにあった化粧ポーチからUSBメモリが見つかり、その中には、経済金融関係の警視庁・前科前歴者、警察関係の東京消費者金融協会・信用情報のデータが入っているのだった…。
今回は、ホステスの殺人事件が警視庁と警察庁を揺るがす事態へと発展していくというものでした。その背景には、庁内S(スパイ)の存在があり、それが警察庁上層部からの「特命」で特命係と右京が警察にとって必要であるかどうかを判断するために特命係に潜入している尊に影響が及ぶというのも興味深かったです。
警察が犯罪データを民間に提供することは違法ということで、監察官の大河内春樹(神保悟志さん)が登場しました。大河内が監察官としての正義を貫こうとする姿が印象的でした。
右京さんも言っていましたが、スパイ同士の関係から脱却出来ずじまいだった2人が、ニュースの中でだけはただの“男と女”の関係として扱われていたのは、何とも皮肉なものでした。
オチが組織犯罪対策5課長・角田六郎(山西惇さん)の借金の話だったのも面白かったです。