オトメン 最終回

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フジテレビ系列にて毎週火曜夜9時から放送されていた連続ドラマ『オトメン(乙男)~秋~』は、昨日、最終回を迎えました。
●あらすじと感想
病気の福岡の祖父の看病をするために転校することにした都塚りょう(夏帆さん)。母・浄美(山本未來さん)に好きな人がいると告げるものの、強引に咲山入香(菅野莉央さん)との婚約の話を進められてしまう正宗飛鳥(岡田将生さん)。2人とも、こんな時に気持ちを押し付けるようなことはしたくないと考え告白できずにいた。
結局、母や入香のことを考えた飛鳥は、婚約の話を受けることに決め、学院のみんなも招待しての大々的な婚約式が教会で行われることになった。
橘充太(佐野和真さん)は、飛鳥に城之内ミラ(鶴見辰吾さん)の「正直である人はほとんどいない。でも、あなたにはそうあって欲しい」という言葉を伝え、『らぶちっく』の最新原稿を渡して、みんな飛鳥とりょうのハッピーエンドを待っていると告げる。
そして、婚約式当日。りょうは飛鳥に会うつもりは無く引越しの準備を進めていたが、飛鳥が悪の組織にさらわれて教会みたいなところに幽閉されて、ついでにクラスのみんなも捕まってしまったという、充太の無茶苦茶な嘘をまんまと信じて教会に向かう。
一方、ミラと充太のおかげで勇気を持って正直に生きることに決めた飛鳥は、式の最中にみんなの前で好きな人がいることを告げて、警護の男たちをなぎ倒して駆けつけたりょうのことを、俺の好きなお姫様はあの人ですと紹介。怒り狂うと思われた浄美も、周囲の圧力にも誘惑にも屈せず、自分の信念を貫き通す飛鳥をこれこそ本物の男と絶賛し、こうなったら1人の女性を生涯大事にしなさいと応援。入香も、王子様・りょうが迎えに来た飛鳥は、王子様ではなくお姫様だったのだと納得してしまう。りょうに手を引かれ教会を出て行く飛鳥。クラスみんなが歓声をあげる中、涙を流してパンダ目になる小針田雅(桐谷美玲さん)に、多武峰一(木村了さん)が「いくらメイクが崩れようと、俺が何度でも蝶にしてやる」と言ってなぐさめた。
そして、飛鳥とりょうはお互いの気持ちを素直に告白し、再び追ってくる警護の男たちから逃げるために、今度は飛鳥がりょうの手を引いて走り出すのだった…。
やはり、充太の言うとおり切ない結末なんて飛鳥とりょうには似合いません。ハッピーエンドで良かったです。多武峰がせっかく練習を頑張っていたのに、剣道の全国大会の話が描かれなかったのは残念でした。