赤鼻のセンセイ 最終回 (大泉洋さん)

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大泉洋さんは、日本テレビ系列にて毎週水曜夜10時から放送されていた連続ドラマ『赤鼻のセンセイ』に石原参太朗 役で出演しました。
今週は第10話(最終回)が放送されました。
●あらすじと感想
アメリカから帰ってきた次期院長・桜山幸一(羽場裕一さん)による院内改革によって、院内学級閉鎖が決定。退院が決まった八重樫守(神木隆之介さん)に渡す卒業証書を作っているのを見た石原参太朗(大泉洋さん)は、院内学級が無くなってみんな学校を出て行くことから、生徒全員の卒業式の開催を思いつきました。一応の危機を脱したとは言え、まだクリーンルームから出られない急性骨随性白血病の和田雅樹(須賀健太さん)は、スピーカーを通して卒業式に参加。参太朗は、教師として教えるどころか、命とまっすぐに向き合う生徒たちから、逆に学ぶことばかりだったこと、人は笑うために生きていると確信したことを話しました。それを聞いた院長・桜山真(上川隆也さん)は勇気をもらったのか、意を決して父である前院長・耕造(神山繁さん)と兄・幸一に直談判。真の希望が認められ、真は院長を続投することになり、院内学級も院長室での存続が決定しました。
骨髄移植のドナーが見つかり、和田の病気は回復しました。しかも恋の進展を予感させるシーンもありました。退院した八重樫は、無事高校に入学し、慢性腎炎の田中香(高良光莉さん)も高校受験を目指して猛勉強を開始しました。
印象的だったのは、参太朗が太川絹(小林聡美さん)に認められ、卒業証書をもらうシーンです。当初いがみ合っていた太川が、参太朗に、教師としては三流で笑いのセンスは超三流と言いながらも、人間としてはよくできていて、紛れも無く立派な先生だと言って、ねぎらいの言葉をかけたのは、なんだか感動的でした。参太朗と生徒たちがお互いによい影響を与えながら、共に成長をしていった点も良かったと思います。