任侠ヘルパー (黒木メイサさん)

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黒木メイサさんは、フジテレビ系列にて毎週木曜夜10時から放送されている連続ドラマ『任侠ヘルパー』に四方木りこ 役で出演しています。
昨日は第8話が放送されました。
●あらすじと感想
翼彦一(草なぎ剛さん)たちが所属する隼会と敵対する鷲津組の組長・鷲津莞爾(竜雷太さん)が施設に入居してきました。どうやら組の尾国(鈴木一真さん)たちに捨てられたようです。最初、鷲津はそれを認めることができずヘルパーたちを困らせていましたが、同室になった、脳梗塞の後遺症で言葉が出ない山浦夏夫(峯のぼるさん)と心を通わせるようになってから、少しずつ現実を受け入れ始めました。鷲津が自分と山浦の身の上を重ね合わせ、山浦の家族を叱りつける場面は印象的でした。それを制止する彦一に、ヘルパーとして人間としての成長を感じました。しかし、人情を捨てたわけではありません。父も喜んでくれてると思うと言う山浦の息子に、彦一は、てめえがそう思いたいだけだろと言って釘を刺しました。
ヘルパーの和泉零次(山本裕典さん)は、隼会の若頭・鷹山源助(松平健さん)と通じていました。リストバンドで隠していますが、手首に刺青があるようです。彦一たちの監視役を命じられているのでしょう。
羽鳥晶(夏川結衣さん)は、若年性アルツハイマーを患っていることを、会社の部下の策略により会議で暴露されてしまいました。恐らく晶の失脚が狙いなのでしょう。晶自身は会社には未練がないようで、今抱えている案件を処理したらしかるべき後継者を立てて会社を退いて、自分の意識があるうちにできるだけ息子・涼太(加藤清史郎さん)との時間を増やしたいと彦一に告げました。家のあちこちに晶の行動の一部始終を紙に書いて貼る涼太が何とも健気で感動的でした。母・晶を受け止めて、人任せではなく、自分の手で守ろうとする涼太もまた人間として成長したと言えるでしょう。
一方、四方木りこ(黒木メイサさん)は、自分の組の久米(田中哲司さん)が襲われたのを聞いて駆けつけて、それが鷲津組の仕業であることを知ります。鷲津組の尾国たちは、りこと久米が写っている写真を持っていました。恐らく、施設にいるりこが四方木連合の女組長であることを知っていて、わざと四方木連合を襲ったのでしょう。尾国たちの狙い通り敵討ちのためか、りこは血相を変えて鷲津組の組長・鷲津のもとに向かい、刃物を取り出しました。鷲津のそばには1人、彦一がいます。今後の展開も楽しみです。