アイシテル 最終回 (川島海荷さん)

kawashimaumika

川島海荷さんは、日本テレビ系列にて毎週水曜夜10時から放送されていた連続ドラマ『アイシテル-海容-』に小沢美帆子 役で出演しました。
先週は第10話(最終回)が放送されました。
●あらすじと感想
審判で読み上げられた小沢聖子(板谷由夏さん)からの野口智也(嘉数一星さん)宛ての手紙には、「あなたが愛する人との子供を授かった時、その時初めて、あなたはあなたのしたことがどんなことだったのか知ることになるでしょう」とありました。
最終回では、野口さつき(稲森いずみさん)が妊娠して、新たな生命が誕生することによって、智也が自分のしたことを本当の意味で自覚して、心の底から涙を流して、小沢清貴(佐藤詩音さん)に対する本物の謝罪の言葉を漏らすという展開で、印象的でした。
“海容”とは、海のように広い心で人の過ちや罪を許すこと。1年で智也が施設から出てきたことを知って戸惑う美帆子(川島海荷さん)に、母・聖子は、苦しんでいる子を憎んでも何も生まれないと言い、父・秀昭(佐野史郎さん)は、憎しみを持つ自分の中にしか憎むべき相手はいないと言って諭しました。これこそまさに“海容”と言えるでしょう。ドラマでは、加害者の家族である野口家をメインに描いていたように感じますが、被害者の家族である小沢家のこうした変化がなければ、野口家の本当の意味での再生は実現しなかったのかもしれません。これからも困難が待ち受けているとは思いますが、どちらの家族にも笑顔が戻ってきて、希望のある終わり方で良かったです。