ラブシャッフル 最終回 (玉木宏さん)

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玉木宏さんは、毎週金曜夜10時TBS系列にて放送されていた金曜ドラマ『ラブシャッフル』に宇佐美啓 役で出演しました。
先週は第10話(最終回)が放送されました。
●あらすじと感想
最終的に、宇佐美啓(玉木宏さん)と逢沢愛瑠(香里奈さん)、大石諭吉(DAIGOさん)と香川芽衣(貫地谷しほりさん)、世良旺次郎(松田翔太さん)と早川海里(吉高由里子さん)、菊田正人(谷原章介さん)と上条玲子(小島聖さん)の4組のカップルが成立しました。
啓は玲子の勧めで選挙に立候補しました。玲子が言うには「これからは痛みを知っている人間が前に出るべき」とのこと。正義感が強く、保健所の犬も放っておけないくらい弱いものを助けたいという気持ちのある啓は、街頭演説でラブシャッフルをしている時に感じた、少子化問題、やる気のある若者に仕事がない問題などを訴えかけました。その姿はまさにキラキラしていました。
愛瑠が欲しいのは「出る幕」でした。愛瑠は、調子に乗ると昼寝するバカなウサギのお尻を蹴飛ばして早く起きて走れと言いたいのだと亀井五郎(袴田吉彦さん)に伝えて別れを告げました。それから相変わらずケンカのような会話を交わす啓と愛瑠ですが、それは仲のいい証拠のようで、結局2人はキスを交わしました。
諭吉は、芽衣の父の会社を買収して、次の株主総会で役員の総入れ替えを提案すると脅しました。現状維持の条件として芽衣との結婚を要求。それを知った芽衣は激怒しますが、「結婚してもあなたに指一本触れるつもりはない。ほとぼりが冷めたら離婚しても構いません」という諭吉の誠意に、芽衣は心を開いて諭吉の愛を受け入れました。
海里の失踪を経験することによりタナトスのことが理解できるようになった旺次郎は、海里の気持ちを本当の意味で汲み取ることができて、海里の本当の誕生日の自殺を回避することができました。そして、旺次郎は写真家として再び戦場に行くことを決意。危険な場所に海里を連れて行けないとして一人で旅立つ予定でしたが、海里もついてきてしまいました。海里が言うには「私は自殺でしか死ねないから、ピストルの弾も避けていく。私がそばにいれば、あなたは死なない」とのことです。
旺次郎に「許すも何もない。あなたを心から愛していたから」といった言葉をかけてもらい、旺次郎似の恋人の死に関する自責の念から解放された菊田。玲子の口から玲子のお腹の子が自分の子であると知らされた菊田は、一度でいいから授業参観に出てみたかったんだと玲子に言います。そのあと2人は自然に手を繋ぎました。
現実に即して考えると、話的に強引な面もありましたが、8人それぞれに明るい未来を感じさせる終わり方で良かったです。
最初はスポットを当てる登場人物が多すぎると感じましたが、蓋を明けるとそれぞれが魅力的に描かれていて面白かったです。