赤い糸 最終回 (南沢奈央さん)

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南沢奈央さんは、毎週土曜夜11時台フジテレビ系列にて放送されていた土曜ドラマ『赤い糸』に竹宮芽衣 役で出演しました。
一昨日は第11話(最終回)が放送されました。
●あらすじと感想
竹宮芽衣(南沢奈央さん)は、幼なじみで先輩の篠崎悠哉(矢崎広さん)に恋心を抱いていたが、中学2年生の春、悠哉が姉・春菜(岩田さゆりさん)に想いを寄せていることを知り、芽衣の初めての恋は失恋で終わる。
そんな中、芽衣はクラスメイトの西野敦史(溝端淳平さん)のクールに見える心の中に優しさがあることに気付く。2人の誕生日は同じ“1992年2月29日”であることを知り、しかも幼い頃にすでに出会っていたことが分かり、芽衣と敦史は運命的なつながりを感じ、次第に惹かれあっていく。
しかし、2人の間には隠された悲しい過去があり、2人が一緒にいることで周りの人が傷付くと知った敦史は、芽衣にわざと嫌われるようなことをして、芽衣の前から姿を消してしまう。
その間、芽衣は、友人・中川沙良(桜庭ななみさん)の自殺未遂と記憶喪失、新しく付き合った彼氏・高橋陸(木村了さん)の暴力と死、友人・山岸美亜(岡本玲さん)のドラッグ、両親の離婚など、次々と衝撃的な出来事に遭遇する。
一方、敦史も、母・夏実(山本未來さん)のドラッグ依存症、幼なじみ・田所麻美(石橋杏奈さん)の嫉妬による自殺未遂などの出来事に見舞われる。
やがて、芽衣の実の母・石川マチ子(山口紗弥加さん)のことが明らかになる。マチ子が自殺した原因は、敦史の母・夏実にあったのだ。夏実がドラッグ依存症になってしまったのも、その悲しい出来事から逃避するためだったらしい。そんな夏実に芽衣は、敦史を産んで育ててくれた大切な人だと言って、前を向いてこれからを生きてくださいと励ました。
過酷な運命に翻弄されながらも、純愛を貫こうとする芽衣と敦史は、絡み合う赤い糸に導かれ、再び結ばれるのだった…。
原作は、特に中高生の女子に高い人気を得ているケータイ小説です。
連続テレビドラマ開始から2週間後に映画も公開されました。ドラマと映画のキャスト、スタッフは同じで、ドラマと映画を並行して物語が展開していき、最終的な話は、連続ドラマの第9~11話で締めくくるという新しい試みが行われました。
恋愛だけではなく、友情、家族愛といったことも描かれていた点には好感を持ちました。原作ではどうなっているのか知りませんが、ドラマ上ではよくまとまっており、ハッピーエンドだったところも良かったです。