ヴォイス (志田未来さん)

shidamirai05

志田未来さんは、フジテレビ系列の毎週月曜夜9時枠にて放送されている連続ドラマ『ヴォイス~命なき者の声~』の第6話に相馬朋子 役で出演しました。
今週はその第6話が放送されました。
●あらすじと感想
今回は生きている患者を診ました。患者は、偽膜性大腸炎と診断され、ミュンヒハウゼン症候群の疑いがある相馬朋子(志田未来さん)。ミュンヒハウゼン症候群とは、他人の関心や同情を得るために、偽の症状や病歴を作って治療を求め、通院や入退院を繰り返す症状のことです。
今回はすんなりと兄・泰人(石田卓也さん)が妹・朋子にペニシリンを飲ませていたものと判明。いわゆる代理によるミュンヒハウゼン症候群でした。代理とは身代わり、すなわち、自分以外の身近な人をわざと傷つけて、治療や看護する姿を周囲に見せつけ、同情や関心を集める症状のことです。
このままでは加地大己(瑛太さん)たちの出る幕は無いと思われましたが、今回の事件には妹の兄への思いも隠されていて、それを大己は発見しました。泰人が病室にパジャマを持ってきた時に、こんなの病院で着れないと恥ずかしがる朋子の様子をヒントにして、平日の真夜中に搬送されてきたのに、朋子はなぜパジャマではなく洋服を着ていたのかという思いに達し、そして、朋子が家計のために手伝っていたもんじゃ焼き店を欠勤したことがなかったことに着目し、大己は、朋子が兄・泰人の仕業だと分かっていて、泰人の仕事が休みの前の日に症状が来ることを知っていて、それに合わせて休みのシフトを組んでいたと指摘しました。
面白かったのは、久保秋佳奈子(石原さとみさん)と弟・祐樹(冨浦智嗣さん)の関係性と、泰人と朋子の関係性を対比させて描いたところです。大己は、佳奈子たち姉弟の姿から、一緒にいることだけが優しさじゃないということを感じ取り、それを朋子に伝えて諭しました。
ちなみに、ドラマ中、光刺激が誘因となって反射的にくしゃみが起こる現象“光くしゃみ反射”についてのネタがありました。日本人の約4分の1しかこの体質に当てはまらないそうです。あまり嬉しいことではありませんが、私はどうやら当てはまる体質のようです。