ヤスコとケンジ (広末涼子さん)

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広末涼子さんは、毎週土曜夜9時日本テレビ系列にて放送されている連続ドラマ『ヤスコとケンジ』に椿エリカ 役で出演しています。
先週は第9話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
椿エリカ(広末涼子さん)と純(大倉忠義さん)の父親・享(夏八木勲さん)が現れる。なんと、享は椿物産という社員が1万人もいる大会社を経営していて、エリカと椿は社長令嬢と御曹司だということが判明する。沖ヤスコ(多部未華子さん)はその事実に浮かれるが、それはつかの間だった。なぜなら、享は、エリカに縁談を薦め、純には海外で留学するよう指示していたのだ。
一方、ケンジ(松岡昌宏さん)の漫画を世に出そうと、星川優紀子(櫻井淳子さん)は出版社の立ち上げまではこぎつけたが、月刊誌のスポンサーが見つからず困っていた。純がケンジたちと過ごす時間の楽しさを知って、夢であった留学に踏み切れずにいることを知った享は、ヤスコに、純とヤスコとは住む世界が違うと告げ、純の背中を押してくれたらケンジの力になるとの条件を提示してきた。そして、純の将来と兄・ケンジのことを思ったヤスコは、悩んでいる純に留学を勧めるのだった…。
子どもたち・エリカと純の幸せを願ってレールを敷こうとする享と、妹・ヤスコの幸せを願ってレールを敷こうとするケンジ。そのことを享に指摘されたケンジは、享の今回の行動と自分のしてきたことを重ね合わせ、ヤスコにしてきたことは自分の気持ちを押し付けてきただけなのかと思い悩みました。行きつけのカレー屋店主・渋谷勝(嶋大輔さん)が言うように、ヤスコとぶつかる度に、いろんなことを学び、ヤスコの気持ちを大事にしてきたケンジ。今回もやってくれました。純の送別会のパーティ会場に乗り込み、ヤスコの本心を純に伝え、「おまえが出した答えだ。おまえが幸せになんなかったら俺が許さねーぞ」と告げました。その言葉で目が覚めた純は、日本に残って自分の幸せを自分で考えると享に告げ、会場を後にして、ヤスコに愛の告白。さらにエリカも自分の気持ちに正直になりたいと享に告げ、ケンジを追いかけて愛の告白をするという怒濤の展開になりました。会場を後にするエリカを追おうとする嶋田賢一(長野博さん)を止めて、「行かせてやれ。二人とも俺の子だ」と言う享が印象的でした。無理がたたって倒れてしまうほど、体が弱っている享は、自分の行く末を案じ、焦っていたのかもしれません。
今週はいよいよ最終回です。ヤスコと純はこのまま付き合うことができるのか、エリカの想いはケンジに届くのか、そしてケンジはマンガ家として再デビューすることができるのか、続きが楽しみです。