太陽と海の教室 (吉高由里子さん)

yoshitakayuriko

吉高由里子さんは、フジテレビ系列の毎週月曜夜9時枠にて放送されている連続ドラマ『太陽と海の教室』に屋嶋灯里 役で出演しています。
今週は第2話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
屋嶋灯里(吉高由里子さん)を「バッグや指輪などの高級ブランド品やそれらを購入するための現金をむしりとってる最低最悪な淫行高校生」と糾弾する怪文書が学校の掲示板に貼られているのが見つかる。灯里は一緒にご飯を食べたりする見返りに欲しい物をもらっていただけで、今回の犯人はそうした男たち7人のうちの誰かの嫌がらせのようだ。灯里に想いを寄せる田幡八朗(濱田岳さん)は、犯人探しをするより、今までもらったものを全部返すなりして謝って回った方がいいと勧めるが、灯里は自分の非を認めず、それどころか愛は株と同じで見返りを求めて売り買いするものだと言い放ち立ち去る。事情を知った担任・櫻井朔太郎(織田裕二さん)は、おまえがただでおまえの愛をやれと、八朗にラブレターを書かせる。ところが、八朗が必死に書いたラブレターを渡すと、灯里は読まずに破り捨ててしまうのだった…。
ウサギの形に切ったリンゴをもらって涙を流して感動してしまうような灯里の姿を知っている八朗。灯里に裏切られっぱなしの八朗に、櫻井は「本気の気持ちっていうのは、馬鹿になるってことだよ。駆け引きも見返りもカッコつけたり計算したりもない。ただ、まっすぐにぶつかっていく。本気で好きになるっていうのは、馬鹿になるってことだよ」と言って、八朗を諭します。
そして怪文書の犯人・河端正吾(要潤さん)によって部屋に閉じ込められ襲われそうになった灯里を、マンションの屋上からロープを使って部屋のところに行き、窓ガラスを突き破って助けに来た櫻井。八朗を筆頭に同じく灯里を助けに来た仲間たち、根岸洋貴(岡田将生さん)、白崎凜久(北乃きいさん)、楠木大和(冨浦智嗣さん)、日垣茂市(鍵本輝さん)が鍵のかかった部屋の前で灯里の名前を叫んでいるのを指し、「この声、いくらで買う?…人の心は売り物じゃない。世界中の金かき集めたって、あいつらの心は買うことはできない。人の心をさ、何かに代えるなんてことできないんだ。ウサギのリンゴみたいにさ…あいつらの心にこたえてやれ。心にこたえられるのは、心だけだ」と言って、櫻井は灯里を諭しました。灯里は河端に素直に頭を下げて謝りました。
今回浮き彫りになったのは、「勉強を教えるだけが学校だとは思っていません。子どもを大人に育てることも必要だと考えてます」と言う櫻井と、「彼らを一つでも上の大学に入れることが私たちの仕事であり、教師が生徒に持つ愛情の形です」と言う理事長・神谷龍之介(小日向文世さん)との考え方の隔たりです。校長・長谷部杏花(戸田恵子さん)が心配する、学校が抱える“あの問題”。それが何なのかはまだはっきりとは明かされていませんが、その問題が発覚した時の対応で櫻井の考え方が生きてくるのでしょう。
灯里が本当に好きなのは、洋貴でした。八朗が言うように、好きは努力してなくなるものじゃないし、努力してなるものでもありません。いつか自然に灯里が八朗のことを本気で好きになる日が来ることを望みます。
一方、副担任・榎戸若葉(北川景子さん)は、校長の部屋で、戦車の前に立ちはだかる男・櫻井の写真を偶然見てしまいました。そして、店で川辺英二(山本裕典さん)が粉ミルクなどの赤ちゃんグッズを買っているのを発見し、疑問に思って追いかけた若葉は、ふいに英二にキスをされてしまいました。英二の抱える問題も気になるところです。

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