CHANGE (大倉孝二さん)

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大倉孝二さんは、フジテレビ系列の毎週月曜夜9時枠にて放送されている連続ドラマ『CHANGE』に檀原段 役で出演しています。
昨日は第8話が放送されました。
●あらすじと感想
朝倉啓太内閣総理大臣(木村拓哉さん)が失踪して、6人の娘を持つSPの檀原段(大倉孝二さん)と、韮沢勝利(阿部寛さん)、宮本ひかる(加藤ローサさん)らが対策に悩む。そんな時、美山理香(深津絵里さん)の携帯に、啓太の実家・貴江(富司純子さん)から啓太が帰ってきているとの連絡が入り、福岡にいることが分かる。マスコミには、啓太が腐ったメンチカツにあたってダウンしたと報告し、理香は急いで福岡に向かう。啓太が不在のまま小児科医療対策を盛り込んだ補正予算案は否決され、国会内では啓太に対する不信感が議員の間で深まり、結果的に内閣官房長官・神林正一(寺尾聰さん)の評価が上がる様相を呈する。
啓太と一緒に東京に戻った理香だったが、私は神林に育てていただいたと言って、啓太のもとを去る。理香の代わりに宮本ひかる(加藤ローサさん)が首席秘書官を務めることになった。啓太が大事な用件で神林と会いたいと理香に告げたことにより、国会内では、ついに啓太が神林を罷免するという噂で持ちきりとなる。神林側に傾いていた議員も啓太と天秤にかけるという事態になる。神林が“裸の王様”状態になることを危惧した理香は、神林の首席秘書・近藤光輝(風間杜夫さん)に、啓太と対立することを神林に考え直すよう言ってほしいと頼むが、聞き入れようとしない。しかし、官邸常駐医・月丘瑠美子(堀内敬子さん)のところで近藤と啓太は鉢合わせして、啓太の人柄に接した近藤は、思い直して神林に助言するが、冷たくあしらわれる。
そんな中、総理大臣杯の全国ボーリング大会に出席した啓太は、同じく招待された神林と出会い、この場で話をさせてもらいたいと申し出る。罷免の件かと構える神林に啓太が発した言葉は、この国の為にこれからも自分に力を貸して欲しいというものだった。頭まで下げる啓太に、神林はこれからも総理をサポートさせていただくと答え、手を差し伸べ笑顔を見せる。2人は固く握手を交わし、和解したかのように見えた。
ところが、次の日に会見を開いた神林は、啓太に罷免されたと記者たちに告げる。記者たち以上に驚いたのは、啓太たちと理香だ。この国の政治を変えるのは神林ではないとわかった理香は、ついに神林の秘書を辞め、そのまま啓太ののもとに向かい、辞めたことを告げる。理香がお願いしようとすると、それより前に啓太が「もう一度一緒に働いていただけませんか」と言う。それから感謝の言葉を述べた理香は1分だけのわがままを申し出て、啓太の胸で涙を流す。気を静めた理香は、笑顔を取り戻して、事務秘書官たちや韮沢、ひかるの前で首席秘書官復帰の挨拶をし、みんなは快く受け入れてくれる。かくして、チーム朝倉は、一丸となって動き出すのであった…。
「雨降って地固まる」といったところでしょうか。チーム朝倉の団結は、より堅固なものになったようです。SPの檀原がドア越しで理香の首席秘書官復帰の話を嬉しそうに聞き、チーム朝倉の一番後ろで誇らしげに歩く姿が印象的でした。檀原もチーム朝倉の一員ですね。
尊敬し、お世話になった神林と決別した理香。理香が自分の神林像の誤りに気付くのが、あまりにも遅かったように感じましたが、それだけ理香も政治の世界に染まっていたということなのでしょう。
実質自分から内閣官房長官を降りて対決姿勢を強める神林。今回、理香は、神林が“大堂商事疑惑”と書かれたCD-ROMを手にしているのを目撃しました。神林はこの“大堂商事疑惑”を使って朝倉内閣を揺さぶるつもりなのでしょう。