ごくせん 最終回 (生瀬勝久さん)

namase
生瀬勝久さんは、毎週土曜夜9時日本テレビ系列にて放送されていた連続ドラマ『ごくせん(第3シリーズ)』に猿渡五郎 役で出演しました。
一昨日は第11話(最終回)が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
猿渡五郎教頭(生瀬勝久さん)は、問題ばかり起こす3Dを夏休みに野放しにしないように、期末テストで赤点を取った生徒は、夏休み期間中補習授業を行うということを決めた。「誰一人赤点を取らないなんてことが起きたら、逆立ちでしかもフンドシで町内一周してやる」と猿渡教頭に挑発され、3Dはムキになり勉強を始めた。
そんなある日、緒方大和(高木雄也さん)たちは、路地から慌てて飛び出してきた郷田(松田悟志さん)たちと出くわす。郷田は伝説の番長として恐れられた赤銅学院の卒業生で、文化祭の時に衝突したという因縁がある。郷田のただならぬ雰囲気が気になった大和たちだったが、翌日、刑事に「昨夜強盗事件があった」と知らされて、それが郷田たちの仕業だと分かる。刑事に郷田を見かけたことを話してしまった大和たちは、逆恨みされてしまい、郷田が仲間を引き連れて赤銅学院に乗り込み大暴れする。以前ケンカで負けた相手・山口久美子(仲間由紀恵さん)に邪魔をされないように、別の場所に誘い出しておくという念の入れようだ。久美子がそれに気付き、学校に駆けつけたのは、郷田が去った後だった。郷田たちに痛めつけられた3Dの生徒たちは、仕返しを叫ぶが、久美子は「何の解決にもならない無意味な争いはするな」と生徒たちを諭す。
ところが、郷田は再び大和たちの前に現れ、今度は仲間にならないかと誘ってくる。正面切って断る大和たちに腹を立てた郷田は、またしても大和たちに襲いかかるが、大和たちは久美子との約束を守り、無意味な争いは避けようとする。そんな折、殴られた風間廉(三浦春馬さん)が倒れた拍子に積み上げられた資材が崩れ落ちて、廉はその下敷きになってしまう。
病院に運ばれた廉は緊急オペを受けるものの、意識不明で出血量が多く、いつ何が起きてもおかしくないという状態だ。3Dの生徒たちの怒りは頂点に達し、郷田に報復するために病院を飛び出して行ってしまうのであった…。

ヤンクミは、これまで通り、過去は変えられないが未来は変えられると説き、さらに、でも、命だけはやり直せないことを強調して、郷田と3Dの生徒たち双方に訴えました。
廉が意識を取り戻し、一件落着かと思いきや、今回は最終回なのでこれだけでは終わらず、マスコミが集団乱闘事件として騒ぎ出しました。3Dの生徒の退学と担任の責任が問いただされる中、ヤンクミは、生徒たちは未熟者の集まりだから、間違いを犯すこともある。その間違いを正すのが教師であり大人の役目であること。生徒は自分で責任も取れないような未熟者だが、それがいけないことじゃなく、これから、途中で投げ出したり、あきらめたり、感情を爆発させたり、人を傷つけたりしないで、どんなに苦しくても辛くても、踏ん張って前を見て生きていき、一人前に成長していけばいいことなどを訴えました。
3Dの生徒とヤンクミの責任は、理事会に一任されることになり、赤城遼子理事長(江波杏子さん)の下した処分は、2週間の停学という寛大なものでした。ヤンクミと3Dの生徒たちとの交流を見て、赤城理事長も感じるところがあったのかもしれませんね。ヤンクミの処分に関しては、猿渡教頭が次のようにカッコよく伝えてくれました。「あなたが辞めたら、誰が彼らの指導をするんですか。卒業するまで見届けるのが、あなたの責任です。…奴らがあんな風に笑うの初めて見ました。“人は変われる”…嘘じゃないのかもしれませんね」
最後はヤンクミの言葉で締めくくられました。
「これからの長い人生、苦しいことや辛いことがあって、何度もつまずいたり、転んだりするかもしれない。けど、何度つまずこうが転ぼうが、何度でも立ち上がりゃいいんだ。おまえらのそばには、支えてくれる仲間たちと私がいるんだからな」
全編を通して、突っ込みどころが多く、先の読めるストーリー展開ではありましたが、テーマが分かりやすく、安定しているドラマだったと言えるでしょう。