古畑中学生 (田村正和さん & 山田涼介さん)

masakazu
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一昨年の1月、3夜連続で放送された最終回でシリーズの幕を下ろした『古畑任三郎』が、一昨日、フジテレビ系列にて、『古畑中学生~古畑任三郎、生涯最初の事件~』で一夜限りの復活を果たしました。
田村正和さん演じる古畑任三郎の中学生時代を山田涼介さんが演じました。
●あらすじと感想
今回のドラマでは、難解なトリックを鋭い洞察力で解明する中学生時代の古畑や、その謎に満ちた生い立ち、特異なキャラクター形成に大きな影響を与えた人物との交流が描かれました。
「君に味方するものが善で、歯向かうものが悪か? そんな薄っぺらな考えでは、いずれ手痛い目に遭うぞ」との教頭・森脇(浅野和之さん)の古畑に対する忠告は、今回の物語のいわばすべてを語っていました。
古畑が唯一心を開いていた科学教師・野々山(原田泰造さん)は、古畑の味方をしてくれているように見えましたが、裏がありました。
私は最初、多感な少年時代、古畑が大きな影響を受けた人物は、野々山のことだと思っていましたが、実はそうではなく、森脇教頭のことだったのです。
物語の終盤に森脇教頭が古畑に言った「古畑、上っ面にごまかされるな。物事の本質をとらえるのだ。必要なのは経験と知識。人は嘘をつくと思いなさい。まず疑ってかかること。そして、なぜ嘘をついたのかを探る。真実は、そこにある。大事なのは、原因と結果。行動に惑わされるな。心を読め、古畑」との言葉は、まさに警部補・古畑任三郎が難事件に臨む姿勢と重なりました。
私は最初に気付くべきでした。森脇教頭の服装は、警部補・古畑任三郎とそっくりだったのです。事件が解決し、自転車で帰る森脇教頭の姿は、まるで警部補・古畑任三郎のようで感動しました。
FINALではイチローの異母兄の設定で登場した向島音吉(小林隆さん)が、今回は中学時代の同級生(タモト清嵐さん)として登場。シリーズでは、よく声をかけてもらえるものの、名前をなかなか覚えてもらえない巡査として登場していましたが、今回のエピソードを踏まえて観ると、面白さが増しそうですね。