ごくせん (中間淳太さん)

nakamajunta

中間淳太さんは、毎週土曜夜9時日本テレビ系列にて放送されている連続ドラマ『ごくせん(第3シリーズ)』に市村力哉 役で出演しています。
先週は第3話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
赤銅学院の近くで、覆面の集団による暴行事件が多発する。猿渡五郎(生瀬勝久さん)教頭は、3年D組の仕業ではないかと疑う。
そんな中、市村力哉(中間淳太さん)が進学校・青芝高校の生徒を殴るという騒ぎが起きる。殴られた生徒は、市村の中学時代の同級生・高杉(北条隆博さん)で、実は市村も中学は青芝中学に通っていたが、途中で落ちこぼれてしまい高校には上がれなかったのだ。そんな市村に高杉が「俺たちとは住む世界が違う」など屈辱的な言葉を浴びせかけ、一緒にいた倉木悟(桐山照史さん)が頭にきて殴りかかろうとすると、それを見た市村が慌ててそれより早く高杉を殴ったのだ。
猿渡や山口久美子(仲間由紀恵さん)が、市村に青芝高校の生徒を殴った理由を聞くが、市村は何も答えようとしない。そんな市村に、猿渡は厳正な処分を検討しなければならないと言う。市村も「学校をやめようかな」と言い出し、3Dの生徒たちも「青芝高校の生徒とは違って、悪いレッテルを貼られた自分たちの将来は高が知れている」「学校をやめても何も変わらない」とあきらめムードが漂う。
そんな矢先、3Dの吉田竜也(若葉竜也さん)たちが覆面の集団に襲われる。翌日、市村はその話を聞いて、犯人が高杉であると確信する。市村は、事件が起きた時偶然近くを歩いていて、覆面として使っていたであろうバンダナをポケットにしまいながら、現場から逃げるようにして走り去る高杉たちを目撃していたのだ。「高杉!」と言って、血相を変えて市村が高杉のところへと向かい走り出す。その後、それを知った3Dの生徒みんなも怒りをあらわにして走り出すのだった…。
今回はヤンクミのアクションシーンはほとんどありませんでしたが、いつものヤンクミ節にしびれました。
「レッテルを貼っているのはおまえ(3Dの生徒)ら自身じゃないのか。世間でもセンコーでもなくて、おまえら自身が他人と比べて、どうせダメだって最初から投げてるんだろう。おまえらの人生はここで終わりじゃないんだぞ。学校が終わってからもずっとずっと続いていくんだよ。気が付いたらいつだってそこからやり直せるんだよ」
「確かにこいつ(3Dの生徒)らは、世間から見たら落ちこぼれだ。勉強はできないし、問題ばっかり起こす。やってみる前からどうせとか面倒臭せえとか情けないこと言うような奴らだ。だけどな、みんなおまえ(高杉)らと同じように色んな可能性持ってるんだ。たった一歩踏み出していないだけで、同じように未来があるんだ。踏み出したら、そこから変われるんだ」
「勉強の優劣だけで人の勝ち負け決めつけるなんて、人として最低じゃねえのか。どんなに偉そうな理由つけようが、おまえ(高杉)らがやっていることは、立派な犯罪なんだよ」
「人の気持ちも痛みも何にもわからねえおまえ(高杉)らなんかに、人間の価値を語る資格はねんだよ!」
赤銅学院のクラス対抗春の球技大会でのラグビーで、“一人はみんなのために、みんなは一人のために”の精神に則ってクラスを一つにしようとしてたヤンクミでしたが、別の方法でなんとかクラスを一つにすることができ、“ヤンクミ”の愛称の定着にも成功したようです。
気になるのは、世直しを語って犯罪を犯していた高杉たち青芝高校の生徒7人です。あの後、きちんと犯罪者として裁かれたのでしょうか?