Around40 (藤木直人さん)

fujiki03
藤木直人さんは、毎週金曜夜10時TBS系列にて放送されている連続ドラマ『Around40~注文の多いオンナたち~』に岡村恵太朗 役で出演しています。
先週は第2話が放送されました。
●あらすじと感想
学生時代からの後輩・森村奈央(大塚寧々さん)の結婚もあり、いよいよ焦ってきた緒方聡子(天海祐希さん)は、誰にも内緒で結婚相談所に入会し、お見合いパーティーに参加したり、1対1のお見合いをするが、しっくりくる相手が見つからない。
新しく入ってきた臨床心理士・岡村恵太朗(藤木直人さん)と聡子はことあるごとに意見がぶつかってしまう。患者の治療方針でも意見が対立し、恵太朗は聡子に「(聡子が)怒っているのは、医者としてのプライドが傷ついたからで、患者の中にはもっと早く背中を押して欲しかったと思っている人だっているかもしれない。そうすれば、もっと早く一歩を踏み出せて、違った生活を送れてたかもしれない」と指摘する。聡子は今までの患者のことや、今の自分の状況を考える。聡子は結婚相談所の担当者(片桐はいりさん)に「せめて、あと1年早く来てくださっていれば、今とは違う状況になっていたと思う」と言われていたのだ。
そんな折、奈央からある男性を紹介される。それは、奈央の夫の会社の顧問弁護士で、バツイチ・子どもなし、奈央の結婚式で聡子を見かけてずっと気になっていたという大島(寺脇康文さん)で、性格に問題があるわけではなく周りの評判も良いらしい。実際に会ってみると好感触で、聡子のこだわりの肩幅もOKだった。
そんなある日、聡子の「自分で現状を変えようとするのを待つ」という治療方針に逆らって、恵太朗が一歩踏み出すことを勧めてしまった患者が、会社に一度は行こうとしたが、また部屋に閉じこもるようになってしまった。もっと慎重になるべきだったと謝罪する恵太朗に、聡子は自分の方こそ感情的になりすぎたと謝罪し、患者第一に考えてやって行こうと言って、怒る素振りを見せない。何かいいことがあったのかと核心をつく恵太朗は、聡子に「医者としてのプライドが傷ついたから」と言ったことに対しても謝罪する。恵太朗は「医者としての誇りは、大切だと思う」と述べるのだった。
店で親友・竹内瑞恵(松下由樹さん)と話をしている聡子のもとに、奈央が大島を連れてやってくる。瑞恵が大島に根掘り葉掘り尋ねる中、その流れで大島が聡子に結婚前提のお付き合いを申し込む。前向きに考えさせていただくと言って戸惑い喜ぶ聡子だったが、その後の「やっぱり女性は、男性と違って、仕事だけしていても幸せにはなれませんからね」という大島の言葉を聞いて、「今までの私の人生を否定する人と、これからのことをどうやって考えていけばいいんですか」と言い、お付き合いの申し込みを断ってしまう。
そのことを残念がる奈央は、聡子と瑞恵の同級生・大橋貞夫(筒井道隆さん)に「私は、仕事と結婚以外にもまだまだやりたいことがある」と言う。それから奈央は、編集長(大場久美子さん)に「仕事も結婚も出産も。出産しても、女を続ける私」というテーマで、自分をイメージタレントと想定する企画を話す。
一方、瑞恵は、話もろくに聞いてくれず、せっかく作った弁当や食事も食べてくれない夫と息子に不満を覚える。家族との繋がりを感じない瑞恵は、それを埋めるかのように社会との繋がりを求め、就職情報誌で仕事を探すがしっくりくるものが見つからない。その就職情報誌で「一人で悩んでいませんか?」と書かれた『東京都精神保健局 心の悩み相談室』の広告をたまたま目にした瑞恵は、その心の悩み相談室を訪れる。「ここでは、どんなことを話しても大丈夫ですよ」と話すカウンセラーは、なんと恵太朗だった。恵太朗は、東京都の悩み相談室の仕事も掛け持ちしているのだ。
病院では聡子が看護師たちにみんなで飲みに行こうと誘う。他の看護師チームにも声をかけてくると言って喜んでいた看護師たちだが、オフの恵太朗にも声をかけておくと聡子が言うと、複雑な表情を浮かべる。看護師たちは、恵太朗の歓迎会の時の、恵太朗の空気を読まないエコぶりにうんざりしていたようだ。結果、居酒屋に看護師たちは姿を現さず、聡子と恵太朗の2人きりの飲み会になってしまう。恵太朗はこの前のお詫びにと聡子に箸をプレゼントする。そして、好きなものを好きなだけ頼む聡子と、食べきれずゴミになることを心配する恵太朗はまたもや意見が衝突。聡子は意地になって全部たいらげる。その帰り道、恵太朗は突然真剣な表情になったかと思うと、聡子に「付き合ってもらえませんか?」と言う。その言葉に驚く聡子だった…。

「39歳だから、譲れないこともあるの。私は、私の仕事に誇りを持っている」という聡子の言葉が印象的でした。
元の状態に戻ってしまったかのように見える聡子ですが、自分の仕事に誇りを持っていると再認識できたことが収穫と言えましょうか。結局のところ、結婚に焦っているのは、出産にこだわっているからのようですが、それは本当に子どもが欲しいという風ではなく、生物学的に子どもが産めなくなってしまうということに対する焦りのようです。他人と比べるのではなく、自分なりの幸せの形を見つけてほしいものです。
虚栄心に取り付かれているかのようにも見える奈央は、身の丈に合わないことをやらかして、失敗するのではないかと心配です。
また、焦燥感と孤独感にさいなまれた瑞恵は、恵太朗のいる悩み相談室に行きましたが、心の癒しの方向を間違えて、恵太朗に対し恋心を抱くのではないかと心配です。
患者にとって、精神科医と臨床心理士が役割分担をし、相互に協力しあって治療にあたることが重要です。そのためにも、聡子と恵太朗にはもっと相互に理解し合える仲になってもらいたいものです。