医龍 Team Medical Dragon2 (佐々木蔵之介さん)

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佐々木蔵之介さんは、毎週木曜夜10時フジテレビ系列にて放送されている連続ドラマ『医龍 Team Medical Dragon2』に藤吉圭介 役で出演しています。
昨夜は第9話が放送されました。
●あらすじと感想
どうやら朝田龍太郎(坂口憲二さん)が「俺には時間が無い」と言っていたのは、朝田の体のことではなく、音部美和(長野里美さん)の息子・雄太(田中碧海さん)のことだったようです。
雄太は、朝田がアフリカのNGOで働いていた時に知り合った海外青年協力隊の息子で、重度の拡張型心筋症を患っている。2年前に現地では他の手段がなかったためバチスタ手術をしたが、年を経て再び心機能が悪化。海外での心臓移植は最低でも1億はかかるため断念。藁にもすがる思いで朝田を頼ってやって来たのだ。今の状態だと、雄太は持って2カ月の命で時間が無い。
それを聞いた片岡一美(内田有紀さん)は、日本では15歳未満の臓器提供は認められていないし、認定施設じゃないと移植はできないからどうするのか?と藤吉圭介(佐々木蔵之介さん)に問う。すると「1%でもいい。かすかな可能性に望みをかけるのが親ってもんだ。自分の家族が重病になって移植ができないから放り出せるのか!」と藤吉は熱く語る。その言葉に反応を示す片岡。片岡の過去に一体何があったのでしょうか?
一方、自分は向いていないと自信を喪失してしまった伊集院登(小池徹平さん)。そんな伊集院に松平幸太朗(佐藤二朗さん)は諭すように言う。「おまえは、まぁ並だな。頑張ってまぁ並の上ってとこかな。ま、だからいいんじゃねぇの。自分の限界を知ってる。だから逆に自分にできることが見えてくるんじゃねぇの。どんな仕事でも本当にその仕事を支えているのは、天才の周りの何万何十万の普通の人たちだ。でも普通の人のその仕事が天才の仕事にひけをとらない。平凡だけど自分だけのスペシャルな仕事だ。その人にしかできない仕事なんだ。自分に誠実であることはおまえにしかできない。おまえはそれ、やってるよ。胸を張れ!」
とても胸に響く言葉でした。それぞれの人がそれぞれのステージで主役なのです。そこに上も下も存在しない。あえて言うなら誠実に頑張っている人が上と言えましょう。伊集院は「仲間」である松平の励ましによって立ち直りました。
前回、胸を押さえて突然倒れた野口賢雄(岸部一徳さん)は、不安定狭心症でした。鬼頭笙子(夏木マリさん)に手術をしてもらえば命は助かるが、野心家である鬼頭のことだから、今の自分の地位を奪われかねない。そう考えた野口は北洋病院の朝田のチームを頼ってやって来た。しかも3日後の心臓移植委員会による明真の視察・サイトビジットには完全復帰したいと言うのだ。
北洋院長の善田秀樹(志賀廣太郎さん)と野口は学生時代の同期でした。医者であることを捨て権力をつかむ道を選んだ野口は、過去に善田を卑劣な手を使って地方の病院に飛ばしたこともある。しかし、野口をそうさせてしまったのは自分にも責任があると悔やんでいた善田は、素直にその話を朝田に持ち込んだ。
「目の前に患者がいたら、手を差し伸べる。それが医者だ」と片岡に言う朝田は手術を承諾。
片岡も野口にある条件を提示して手術を承諾した。その条件とは、1つに、雄太の手術を明真で、しかも朝田のチームが行うこと。また、その手術が成功したら、朝田のチームを明真に残すこと。もう1つは、野口が進めるゴールドバーグとの融資契約を片岡の勤める会社・イーグルパートナーズに戻すことだった。
野口の手術は、早期復帰を考えての難しいオペだったが、今の朝田のチームに迷いはない。全員が次にやるべきことを完璧に予想して反応するという素晴らしいチームワークで手術を進める。伊集院も例外ではなかった。松平はそんな伊集院に密かに拍手を送る。
手術は無事成功。野口は意気揚々とサイトビジットに臨み、明真を心臓移植実施施設として認定させることに成功する。そして片岡をあっさり裏切り、ゴールドバーグと4000億円の融資話を決める。
チームを受け入れる条件は、あくまで雄太の手術が成功したらということ。雄太は9歳の拡張型心筋症で1度バチスタをしているし、まず日本でドナーが見つかる可能性は低い。しかも他の病気を併発している可能性もあるので、オペの前に亡くなると野口は判断しているのだ。「喉元過ぎれば熱さ忘れる」「僕、人一倍、喉が短いみたい」と言う野口。善田に涙を流しながら命乞いをしていたのは演技だったんですね。やはり一筋縄では行かない悪人のようです。
そんなことを露知らず、朝田のチームが雄太の命を救うために明真に戻ってきた。
新しい朝田のチームは、幼い命を救うことができるのか気になるところです。