ガリレオ (大後寿々花さん)

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大後寿々花さんは、毎週月曜夜9時フジテレビ系列にて放送されている連続ドラマ『ガリレオ』の第5話に矢島秋穗 役でゲスト出演しました。
昨夜はその第5話が放送されました。
●あらすじと感想
ホテルで起きた密室殺人と思われる事件。
被害者は、長野でペンションを経営する矢島(岡本光太郎さん)という男で、ホテルの対面にあるビルで働く会社員(利重剛さん)が、矢島の部屋で火の玉が飛んだのを見たと証言したことから、いつものように薫(柴咲コウさん)は、湯川(福山雅治さん)のもとを訪れます。
矢島がここ数カ月の間に、複数の生命保険に加入していることから、妻の貴子(水野美紀さん)に疑いの目が向けられました。
喘息の持病を持つひとり娘・秋穗(大後寿々花さん)も事件前に父の工房に火の玉が出現したのを見ていましたが、貴子はそれを警察に隠します。
そのことからも、私はてっきり何かのトリックによる火の玉を使った遠隔操作で貴子が夫を殺して、その仕掛けを暴くのが今回のお話かと短絡的に思ってしまいました。
しかし、実際は自殺を他殺に見せかけたもので、夫婦の夢だったペンションと娘・秋穗を守るために貴子の夫が独断で計画したものでした。生命保険は、加入して1年未満の自殺だと保険金が支払われないからです。
貴子は夫が自殺した後にその計画を知り、夫の遺書にあった指示通り、現場の指紋をふき取り道具を持ち去ったのです。
でも、遺書と道具を全部処分するようにとの指示は守れませんでした。
「捨てられるわけないじゃないですか…。あの人の大切な形見なんだから…」と涙ながらに語る貴子。水野美紀さんの演技が光っていました。
湯川はホテルで薫の話を聞いた時点で自殺であると気付いていました。
それで、湯川は薫と一緒に貴子に会った時、事件翌日に何をしていたのかまで尋ねていたんですね。自殺の証拠を隠したのは貴子であるとにらんでいたのでしょう。
自殺であると湯川が気付いた理由は2点。まず、コーヒーの容器の指紋が拭いてあるのはおかしい。そんなことをするより持ち帰って捨てた方が早い。もう1点は、睡眠薬を飲ませたのにわざわざベッドで寝かせる必要はない。眠ったところを殺すなら、イスに座らせたままでもできる。
今回、湯川が死の謎を解く手助けとなったのは、矢島のステンドグラスの工房で「一射入魂」という文字を目にしたことを薫が話したからです。
「一射入魂」は、アーチェリーで使う言葉のため、矢島がアーチェリーの経験者とにらんだ湯川は、即座にアーチェリーで使用する弦を使った火の玉の発生する自殺方法を解明するに至ったわけです。
事件解明後、湯川のもとに秋穗がステンドグラスでできた手作りのコースター2枚を渡すためにやってきました。
この時の2人の会話が微笑ましくて良かったです。
薫が湯川を卑怯者、小さい男呼ばわりした早とちりの件とそれを根に持つ湯川も面白かったです。
賛否両論ある恋愛要素が今回も盛り込まれていました。薫は、殺害現場のベッドの上で目を閉じて動かない湯川の寝顔に吸い寄せられるように顔を近づけていました。
ドラマ中にキューピッドの矢の話が出てきました。黄金の矢が刺さると、激しい愛情が沸いてくるけど、鉛の矢が刺さると、愛情を嫌悪するようになるとのこと。
黄金の矢が刺さった薫が、鉛の矢が刺さっているかのように見える湯川を暗に追い掛け回すという構図がこれからも続いていくのでしょうか。