医龍 Team Medical Dragon2 (内田有紀さん)

uchidayuki

内田有紀さんは、毎週木曜夜10時フジテレビ系列にて放送されている連続ドラマ『医龍 Team Medical Dragon2』に片岡一美 役で出演しています。
先週は第2話が放送されました。
●あらすじと感想
明真大学附属病院と北洋病院が業務提携し成立した野口賢雄(岸部一徳さん)と片岡一美(内田有紀さん)のタッグ。それぞれの思惑は次の通りです。
・片岡(外資系投資会社役員、北洋病院オーナー)
優秀な医師を明真に送り込み、逆に明真からは金にならない患者を引き受ける。ゆくゆくは、北洋病院をつぶし、富裕層専門に特化した人間ドッグにする。
・野口(明真大学付属病院リスクマネージメント部長)
治る見込みの無い、金にならない明真の患者たちを北洋へ回して、明真の症例実績をあげる。そして、心臓移植認定施設を旗頭にした大規模病院、メイシンメディカルシティーの建設を3年後に行う。
第1話でせっかく再結成したチーム・ドラゴンでしたが、クレーマー扱いされている患者を巡り野口の方針に逆らって、再手術が必要だと判断し実行しようとした朝田龍太郎(坂口憲二さん)、藤吉圭介(佐々木蔵之介さん)、伊集院登(小池徹平さん)が北洋に異動させられたことにより、早くも分裂してしまいました。
異動させるように野口に仕向けたのは、再結成をお膳立てをした張本人である片岡でした。その理由は、朝田は野口の構想には諸刃の剣になるため。それから、医者としての信念を持つ朝田を医者として二度と立ち上がれないくらいに潰すためです。片岡は医者としての信念を持つ人に、過去に何かひどい仕打ちでも受けたのでしょうか?
そして、移植認定病院になるために朝田の腕が必要だとこだわっていた野口があっさり朝田を切ったのは、片岡が朝田に代わる医師を用意したからです。
朝田たち以外で、問題があって北洋に異動させられた医師と、問題があって明真に移籍できず北洋に残っているメンバーは次の通りです。
・外山誠二(高橋一生さん)【血管外科】
二年前に大きな問題を起こし、それ以来ずっと医局から干されている。
・小高七海(大塚寧々さん)【麻酔科】
反抗心が強く、ことごとく執刀医と対立。私生活にも問題がある。
・松平幸太朗(佐藤二朗さん)【消化器外科】
三年前他の病院において医療ミスで訴えられ、北洋に移籍。以来、三年間一度もメスは握っていない。
・野村博人(中村靖日さん)【臨床光学技士】
対人恐怖症気味で、他人とコミュニケーションが図れない。どの手術チームにも入れてもらえず、干されている。
やる気のない医師たちの中で、ひとり必死なのが北洋病院の院長・善田秀樹(志賀廣太郎さん)です。そんな善田に朝田は、患者のために北洋で最強のチームを作ると約束しました。
今回気になったのは、朝田の「俺には時間が無い」というセリフ。ひょっとして、朝田は何か重い病気を患っていて、残された時間が少ないということなのでしょうか? 野口が必ずオペは失敗すると断言したことも気になります。その根拠は一体何なのでしょうか?
第1話で、朝田に「カルテを見るだけが医者の仕事じゃない。それを覚えておけ」と注意された伊集院。今回は患者である西沢を診察してもいないのに、病気はないクレーマーと決め付けて、藤吉に注意されました。伊集院が精神的に成長するには、まだ時間が必要のようです。