医龍 Team Medical Dragon2 (小池徹平さん)

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小池徹平さんは、昨夜木曜夜9時フジテレビ系列にて放送スタートした連続ドラマ『医龍 Team Medical Dragon2』(次週からは毎週木曜夜10時)に伊集院登 役で出演しています。
このドラマは昨年放送された連続ドラマ『医龍 TEAM MEDICAL DRAGON』の続編です。
●前作の簡単なあらすじ
MSAP(万人のための医師団)で世界最高救命医療チーム“医龍(Team Medical Dragon)”を率いていた天才外科医・朝田龍太郎(坂口憲二さん)は、加藤晶(稲森いずみさん)のスカウトにより、明真大学付属病院の胸部心臓外科医となる。
朝田を中心とした明真大学付属病院の“チームドラゴン”は、日本初のバチスタ手術(高度な技術を必要する心臓手術)を成功させた。
だが、その後チームドラゴンは解散。朝田は再び海外に渡り、難民キャンプで医療活動を始めた。
●『医龍2』第1話の導入部のあらすじと感想
チームドラゴン解散後、明真大学付属病院の患者は激減。チームの一員だった内科医の藤吉圭介(佐々木蔵之介さん)は福岡の病院へ転勤。病院に残ったメンバーは伊集院登(小池徹平さん)と里原ミキ(水川あさみさん)、そしてやる気をなくして再び酒びたりの日々を過ごす荒瀬門次(阿部サダヲさん)の3人だった。そんな時、チームドラゴンのメンバーに明真再建とチーム再結成を訴える差出人不明のメールが届く。
時を同じくして、チームドラゴンのかつての宿敵でありタイに左遷されていた野口賢雄(岸部一徳さん)が、病院経営再建のため、すべての人事権を持つリスクマネージメント部長として明真に復帰する。程なく、ひき逃げで重傷を負った片岡一美(内田有紀さん)が運び込まれ、医師の誰もが処置をあきらめようとした時、帰国した朝田が執刀し彼女の命を救う。
その後、野口は朝田に公開手術を提案するが、金儲けの為の公開オペを拒絶する朝田。そんな折、メンバーの藤吉も上京。チームを再結成し、拡張型心筋症に侵された妊娠7カ月の富樫ゆかり(りょうさん)の手術をしたいと切り出すのだった…。
前作『医龍』のファンである私には、たまらない展開でした。
研修医であった伊集院が胸部心臓外科医として成長していたり、荒瀬が結婚して奥さんのお腹に子どもまでいたり、明真大学付属病院救命救急部教授であった鬼頭笙子(夏木マリさん)が名誉教授として登場したり、敵対関係にあった霧島軍司(北村一輝さん)が朝田の助っ人として登場したりと、感動的な場面がたくさんありました。
一方で、前作を全く知らない視聴者は、どう受け取ったのか気になるところです。
そして、衝撃的だった片岡一美の正体。藤吉先生に富樫ゆかりを紹介したのも、チーム結成を呼びかけるメールを送ったのも、北洋病院でオペをさせたのもみんな一美の仕組んだことでした。医療ジャーナリストと名乗っていた一美は、実は外資系投資会社役員で、北洋を乗っ取った現・オーナーだったのです。
今回の『医龍2』のテーマは「医療と金」。初回からしっかり問題提起してくれました。