●第8節「部長編」のネタバレありのあらすじと感想
スポーツ用品メーカーで若くして広報部部長に抜擢された堀池清美(真木よう子さん)は、仕事漬けの毎日を送っていた。
しかし、接待の席で「忌憚のない意見」を言ったばかりに社長(近江谷太朗さん)の機嫌を損ねてしまい、岐阜の工場への異動を言い渡される。
失意の中、清美は居酒屋で隣り合わせた尾元勇蔵(温水洋一さん)と意気投合し酒を飲み交わすが、公園で飲みなおそうとしたところで今までの疲労がたたって心臓発作を起こし、過労死してしまう。
5時間31分のロスタイムが与えられた清美は、部下たちのもとに行き、緊急ミーティングと称して、今まで感じていた不満をぶちまける。それから会社へ行き、仕事関係の書類の整理、自己の所有物の処分などをしている最中に、手伝わせていた審判団のおかげで今日が自分の誕生日だと気付く。オープンのハガキが届いていたビストロに予約を入れ、仲間たちに連絡をして、今度は社長のもとへ向かい、不満をぶちまけ、辞表を叩きつける。
銭湯に行き、着替えを済ませた清美は、予約を入れたビストロに行くが友達はまだ誰も集まっていなかった。とりあえず、集まることを想定して店を貸し切り、1人でシャンパンを飲む清美。そこへオーナー(矢島健一さん)がシェフのサービスだとブイヤベースを持ってきた。その味が、昔付き合っていた彼がよく作ってくれたブイヤベースとよく似ていたことから、清美は、仕事が捨てられず別れた料理人志望だったその彼の思い出をオーナーに語る。
やがて、ロスタイムの残り時間がわずかとなり、清美は来るであろう友達の分の料金も支払い、シェフ宛てのメモをオーナーに託して公園に戻る。
清美は、時が止まっている状態の尾元のコンビニの袋からビールを取りだし、一口飲んで夜空を見上げ、「綺麗・・・」と言ったところでホイッスルが…。
同じ頃、厨房でオーナーが清美に託されたメモをシェフに渡していた。メモには「全力で戦ったのだから、あの日の選択は後悔しない。ブイヤベース、美味しかったよ。清美」と書いてあった。それを見たシェフは、「昔の彼女なんです」と微笑む。
ビストロでは清美の誕生日を祝うために友達が大勢集まっていた・・・。
知らない店のオープンの知らせのハガキが届いていた理由を、清美はブイヤベースの懐かしい味で気付いたようですね。
私は清美のように、今まで頑張ってきたと胸を張って言えるだろうかと、ふと考えてしまいました(^^ゞ
全力で戦ったからこそ言い切れる「あの日の選択は後悔しない」との言葉。私もそんな人生を歩まねばと思いました。
 | 筧 昌也 原案, 小林 雄次 朝日新聞社 2008-02-20 |
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